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[国内]
サイボウズ、企業間コラボレーション・ソフト「コラボレックス」をASPサービスとして提供開始

(2004年07月07日)

画面1:ポータルの機能を果たす「お知らせ」の画面。「共有フォルダ」「電子会議室」「タスクチャート」の登録/更新などの情報が確認できる

 サイボウズは今年7月7日、企業間コラボレーション・ソフト「サイボウズ コラボレックス」(以下、コラボレックス)によるASP(Application Service Provider)サービスの提供を開始した。
 コラボレックスは、グループ企業、パートナー企業など複数の企業間でそれぞれのスタッフが、ファイルを共有したり、業務の進捗状況を確認したりする企業間のコラボレーション(協調作業)を可能にするソフトウェアである。
 企業文化/風土の違いや、利害関係、ITの運用ルールの相違などから、従来、企業間でのコラボレーションは難しいとされてきた。サイボウズは、同製品を、SSLによるセキュアな通信を介したASPサービスとして提供することで、ユーザー企業は、上記の問題が解決された企業間コラボレーション環境を導入・運用できるとしている。

 また、同社によると、コラボレックスには、同社社員が実際に3年間にわたって同製品を利用し、蓄積されたエンドユーザー視点の要望が反映されており、だれでも手軽に使うことのできる、わかりやすさを実現しているという。具体的には、「お知らせ」「共有フォルダ」「電子会議室」「タスクチャート」という4つのアプリケーションからなるシンプルな構成に、その点が見てとれる。各アプリケーションの機能は以下のようになっている。

画面2:「共有フォルダ」の画面。ファイル共有の機能を提供する。ファイルをダウンロードすると、その履歴が記録され、履歴を参照することで、メンバーにファイルが届いているかどうかを確認することができる。これにより、電子メールやファクスなどで行ってきた企業間での情報共有を、Webブラウザを介して行えるようになる

■お知らせ
 コラボレックスのポータル・ページであり、共有フォルダなどの最新情報をリアルタイムに表示する(画面1)。
■共有フォルダ
 文書ファイルなどを共有する機能を提供する(画面2)。
■電子会議室
 登録メンバーと意見交換が行えるようになっている(画面3)。
■タスクチャート
 プロジェクトや登録メンバーの複数のタスクを単一のカレンダーに表示する(画面4)。

画面3:「電子会議室」の画面。時間や場所に関係なく、議題ごとに登録メンバーと意見交換ができるようになっている。発言には、ファイルを添付することもできる。意見交換などの履歴は記録されるため、いつでも経緯を参照できるだけでなく、発言がメンバーのうち何人に閲覧されたかなども確認することが可能だ

 また、同製品では、情報が更新された際は「お知らせ」だけでなく、電子メールで通知できるようになっているほか、「電子会議室」へのアクセスや、「共有フォルダ」からのファイルのダウンロードなどの履歴も参照することができる。こうした機能により、企業間での確実な情報の伝達を支援する仕組みだ。
 さらに、通信をSSLによって暗号化したり、特定の情報に対する個々のメンバーに対してアクセス権を設定可能にしたりすることで、セキュリティの強化が図れるようになっている。

画面4:「タスクチャート」の画面。1カ月/3カ月/6カ月単位で、複数のタスクを単一のカレンダー上に表示できる。これにより、プロジェクト全体の進捗状況、各タスクの把握/管理などが行えるようになる

 コラボレックスはASPサービスとして提供されるため、ユーザー企業側で、サーバやセキュリティ環境の構築・管理などに要する労力/コストは発生しない。企業は、Webブラウザとインターネットへのアクセス環境さえ備わっていれば、月単位で決められたライセンス料金を支払うことで、同製品をすぐに利用することが可能だ。
 同製品の基本ライセンス価格は、5ユーザー版が月額9,800円、10ユーザー版が同1万9,800円、20ユーザー版が同3万9,800円、50ユーザー版が同9万4,800円で、100MBの共有ディスク領域が利用できる。また、共有ディスク容量の増設オプションも用意されており、その価格は、200MBで月額1万7,800円、500MBで同4万2,800円、1GBで同7万9,800円となっている。なお、同社のWebサイトから申し込むことで、同製品を30日間無償で試用することが可能だ。

(岡城真紀枝/Computerworld)






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