【 ここから本文 】

ソフトウェア&サービス


ソーシャルブックマークに登録 : Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマークに登録 del.icio.usに登録 newsing it!に登録 Buzzurlにブックマーク livedoorクリップに登録 Slashdotにタレコむ イザ!ブックマークに登録 Twitterでつぶやく
print 印刷用ページの表示


[米国]
オラクル、旧JDエドワーズのERP製品をアップグレード/シーベルもCRM製品の新版を出荷

(2005年06月16日)

 米国オラクルは今週、「JD Edwards World」ERPソリューションのユーザーのための重要なアップグレード・パッケージ「A7.3 Service Pack 16」の出荷開始を発表した。この動きは、先ごろオラクルがピープルソフトを買収した際の約束を果たすもの。

 またオラクルは今回、PeopleSoft Enterprise、Oracle eCommerce Suite、JD Edwardsソリューションを1本のアプリケーションとして統合する「Project Fusion」のロードマップについても明らかにした。

 一方、ライバルである米国シーベル・システムズも今週、同社のホスティング版CRMソフトウェアの新版の出荷開始を発表した。それには、ビジネス・レベルの「ソーシャル・ネットワーキング」ユーティリティや、ダン&ブラッドストリートやフーバーなどの外部データソースから情報をインポートする機能が搭載されており、営業/マーケティング・キャンペーンのリード(潜在顧客)数を増やすことができる。

 A7.3 Service Pack 16で目を引くのは、3つのセルフサービス・モジュールだ。そのうちの1つは、注文データへのアクセスや変更の承認、支払情報閲覧などの機能を企業ユーザーに提供する。また、サプライヤー(供給業者)向けのセルフサービス・モジュールは、注文、在庫レベル、未払金確認などの機能をサポートする。もう1つのモジュールは、企業の従業員をターゲットにしたコンポーネントであり、人事アプリケーションを使った作業、生活を変えるような出来事の記録、各種プログラムへの登録などを可能にする。

 オラクルのJD Edwards Worldグループのゼネラル・マネジャーで副社長のジョン・シフ氏によると、ピープルソフト買収からあまり時間が経っていないこの時期に、同社がこれらのアップグレード製品を投入したのは、新たに獲得したユーザー・ベースに対応していく姿勢を示すことが重要と判断したためだという。

 シフ氏は今回、Worldアプリケーションの新バージョンを来年投入する方針であることも明らかにした。詳しい内容は明らかにされていないが、このバージョンでは、JD Edwards以外のアプリケーションとの相互運用性が強化されるという。「オラクルとしての視点からだけではなく、業界標準という観点から、システムとの間で行われるトランザクション機能を改善したい」と同氏。

 さらにシフ氏は、Project Fusionが初期段階にあることも明らかにした。このプロジェクトは、既存のPeoplesoft/JD Edwards/Oracleソリューションすべてに対して共通の後継製品を開発するものである。シフ氏は、顧客データ・ハブ、製品データ・ハブ、財務データ・ハブなどのオラクル製ミドルウェアを介してデータが提供され「リアルタイムのビジネス情報フロー」が成立すると説明している。

 一方、シーベルは今週、同社のホスティング版CRMソフトウェアのメジャー・アップグレード版「Siebel CRM OnDemand Release 8」の出荷を発表した。

 シーベルのOnDemand製品担当副社長キース・ラッフル氏によると、この12カ月間で5回目となる今回のリリースでは、コラボレーションとマーケティング機能に重点が置かれている。

 Release 8での重要な強化の一つは、いわば、ビジネス向けの「ソーシャル・ネットワーキング」モジュールだ、とラッフル氏は認めた。このモジュールは特に、人間関係がセールスに重視される資産管理やライフサイエンスの分野をターゲットにしている。「誰かがある顧客の弁護士やゴルフ仲間である、といったコネが、資産管理ではセールスにつながる」と同氏。

 このため、ソーシャル・ネットワーキング・モジュールには、こうした関係を入力するための領域が用意されている。そこで、販売担当者が内蔵データ・ウェアハウスを使って分析を実行し、異なる人間関係を利用した販売の結果を比較することができるようになっている。このモジュールを使えば、ゴルフ仲間を介して売り込みを行った場合の成功率が、弁護士や親戚を介した場合の5倍になるといった事実を把握することができるという。

 またRelease 8では、リード情報を外部のデータソースからインポートするマーケティング・セグメンテーション・ウィザードも新たに加わっている。このモジュールは、ビジネスチャンスをさまざまな側面から詳しく分析することにより、ターゲットを絞り込んだマーケティング・キャンペーンを可能にするという。

(InfoWorld (US))






▲ページの先頭へ戻る


Insight

「Azure」クラウドの新世界に入る前に知っておくべきこと

ユーザー企業とディベロッパーは何から始めるべきか

Insight 記事一覧





key Person

マイクロソフトのクラウド戦略――レイ・オジー氏が語る「Windows進化論」とは

「Windows Azureは開発者が“価値”を生み出す場になる」

key Person記事一覧



Main Topics

SOA



Weekly Ranking

集計期間:11/26〜12/02



Computerworld Global
米国
英国
中国
ドイツ
オーストラリア
シンガポール
その他の国