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[米国]
SAPのベンチャー投資部門がウィキ技術の会社に出資
(2005年09月30日)
新興企業の米国ソーシャルテキストは9月30日、SAPのベンチャー投資部門、SAPベンチャーズから出資を獲得したと発表した。ソーシャルテキストは、自社内のウィキやブログを構築しようとする企業向けのソフトウェアとサービスに特化している会社だ。
ソーシャルテキストのCEOで共同創設者のロス・メイフィールド氏は30日の電話取材で、同社はSeries B優先株式による400万ドルの資金調達を完了したところだと語った。
この資金調達は2段階で行なわれ、6月の第1次資金調達は合計310万ドルで、ドレイパー・フィッシャー・ジューベットソンと、オミディヤー・ネットワーク(イーベイの創業者ピエール・オミディヤー氏とその妻パムが設立した投資グループ)が出資している。今回の第2回資金調達は合計90万ドルで、SAPベンチャーズが85万ドル、残る5万ドルをユニバーシティ・ベンチャー・ファンド(UVF)が出資した。
メイフィールド氏によると、この2回とも、ソーシャルテキストは通常とは「やや違う」出資者を含めるよう努めた。オミディヤー・ネットワークは、セルフ・エンパワーメントを後押しする事業への投資に焦点をあわせており、UVFは、大学生が一流のベンチャー・キャピタリストの指導のもとで投資を行なっているファンドである。
メイフィールド氏は、「SAPと当社は逆のことを行なっている」と述べ、SAPが販売しているのは高度に構造化されたエンタープライズ・アプリケーションであり、ユーザーはソフトウェアの制約に従わなければ成らないが、ソーシャルテキストは、構造化されていないウィキ・アプローチを取っていると説明した。
また同氏は、「3年前ならば、ウィキをエンタープライズ・ソフトウェアにするという発想は、ばかばかしいと見なされただろう」と語り、SAPのソーシャルテキストへの出資によって、ウィキ技術はさらに認知されることになる、と付け足した。
さらにメイフィールド氏は、同週(9月の最終週)に、ウィキぺディアの創設者だったジミー・ウェールズ氏がソーシャルテキストの顧問団に加わったことも明らかにした。
(Originally reported by China Martens, IDG News Service 09/30/2005)
(IDG News Service)
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