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[米国]
マイクロソフト、単純化したシェアド・ソース・ライセンスを提供へ
(2005年10月21日)
米マイクロソフトは10月19日、開発者にわかりやすいように、同社のシェアド・ソース・イニシアティブにおけるソースコードのライセンス条件を整理し、3種類の新しいシェアド・ソース・ライセンスとして提供する計画を明らかにした。
マイクロソフトのシェアド・ソース・イニシアチブ担当マネジャー、ジェイソン・マツソー氏が、アムステルダムで開かれているO'Reilly European Open Source Convention (Euroscon)でこの発表を行なった。
新しい3つのライセンスは「Microsoft Permissive License (Ms-PL)」、「Microsoft Community License (Ms-CL)」、「Microsoft Reference License (Ms-RL)」である。さらに前者2つのライセンスの対応プラットフォームをWindowsだけに限定したバージョン「Microsoft Limited Permissive License (Ms-LPL)」と「Microsoft Limited Community License (Ms-LCL)」も用意されている。またマイクロソフトは、開発者向けの8つの新しい「Starter Kits for Visual Studio 2005」を、Microsoft Permissive License (Ms-PL)でリリースした。
Microsoft Permissive License (Ms-PL)が最も制限が少ないライセンスであり、開発者はソースコードを参照、修正し、商用目的と非商用目的のどちらでも再配布できる。
Microsoft Permissive License (Ms-PL)は、Mozilla Public Licenseに基づいたもので、ファイル単位で相互条件を取り決めることができる。開発者があるコード片を編集して再配布する場合、そのファイルに含まれている素材だけを再配布すればいい。
「Microsoft Reference License (Ms-RL)」は最も制限的なもので、ソースコードを参照することはできるが修正することはできないライセンスである。
詳しい説明は、マイクロソフトのWebサイト(英文)に掲載されている。
なお、マイクロソフトが従来提供しているライセンスは10〜12種類ほどある。新しい3ライセンス構造に移行しても、そうした各種ライセンスを全廃するわけではない、とマッソー氏は述べた。
観測筋は、このマイクロソフトの方針におおむね肯定的な反応を示しているが、同社が実際にどのコードをどのライセンスでリリースするかが問題だとも指摘している。
(Originally reported by Jeremy Kirk, IDG News Service 10/19/2005)
(IDG News Service)


