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[米国]
グーグル、企業内検索システムの乗り換え優遇プログラムを開始
(2005年11月09日)
米国グーグルは11月8日、同社の検索アプライアンスの導入促進のため、他社のエンタープライズ・サーチ(企業内検索)システムのユーザーを対象にした新しい乗り換え優遇プログラムを発表した。年内に既存のシステムから「Google Search Appliance」へ乗り換えた法人は、「Google Mini」を無償で受け取ることができる。
Google Search Applianceと、Google Miniは、どちらも、グーグルの検索エンジンを1台のサーバ本体に組み込んだ、エンタープライズ・サーチ専用機である。Google Miniは、Google Search Applianceの省機能・低価格版だ。
Google Search Applianceは、2002年に初めて投入された製品であり、各種のサーバ・ベースのデータ・リポジトリー(イントラネット、公開Webサイト、リレーショナル・データベース、エンタープライス・ビジネス・アプリケーション、コンテンツ管理ソフトウェア、レガシー・システムなど)に格納されている情報にインデックス付けできるように設計されている。価格は、最大50万文書までの検索が可能な製品が3万ドルから。
Google Miniは、イントラネットと公開Webサイトの情報を検索したいと考えている中小規模の組織向けに設計されている。2,995ドルの価格で、最大10万文書までの検索が可能である。
グーグルのエンタープライズ部門のゼネラル・マネジャー、デイブ・ジルアード氏は、「当社は、この市場への投資を増やしつつある。この市場は過去数年間にわたって横ばい状態が続いてきた。当社はそこに関心や興奮を注ぎ込もうとしており、他では起こっていない技術革新に取り組もうとしている。当社がこの市場でやっていることを多くの人々によく見てもらいたい」と取材に対して語った。
米国バラードベイル・リサーチのアナリスト、ガイ・クリース氏は、Google Miniの導入に適した小規模部門を抱える企業以外は、Google Miniを無償で得られることに魅力を感じるとは思われず、Google Search Applianceを大幅値下げする方が訴求力は高いと見ている。また、クリース氏は、売り込み先としてはベリティ・ユーザーよりも古い検索製品を使っている会社の方が有望だと述べた。たしかに、ベリティのユーザーは買収という事態を受けてエンタープライズ・サーチ・システムの選択肢を再検討する可能性が高いが、ベリティのシステムの方が洗練されており、はるかに多彩なカスタマイズが可能であるため、既存の機能すべてをGoogle Search Applianceで代替・再現できるとはかぎらないという。
(IDG News Service)

