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[米国]
ボーランド、Java開発環境の大幅刷新版「JBuilder X」を発表
(2003年10月22日)
米国ボーランドは10月21日、開発者の生産性を向上させる機能を備えた、同社のJava開発環境の最新版「JBuilder X」を発表した。これは、同社幹部によると「JBuilder 6」以来で最も重要なアップグレードとされ、Webアプリケーション開発、Webサービス、J2EE導入、生産性およびユーザビリティという4つの分野が強化されている。
Webアプリケーション開発の面では、ボーランドは個々のアプリケーション・サーバ内の機能(たとえば、BEAのWebLogicに組み込まれた冗長性や高可用性)を利用できるツールを用意し、オープンソースの「JBossアプリケーション・サーバもサポートした。「当社は独自規格ではなく標準規格ベースで、クロスプラットフォーム性を重視している」と、ボーランドのJavaソリューション部門の製品管理&マーケティング担当ディレクター、ビル・パタキー氏は述べている。
Webサービス機能の強化では、ボーランドはビジュアル・デザイナを拡張してEJBや他のJavaクラスをドラッグ&ドロップでビジュアル・デザイナ内に入れられるようにしたほか、エディアで直接コーディングする作業を効率化できるツール群も用意した、と同部門の製品マネジャー、ジャッキー・ルー氏は語っている。
ボーランドは独立ツール・ベンダーであるが、主要プラットフォーム・ベンダー、具体的には、ツールセットを自社のアプリケーション・サーバと組み合わせて提供しているBEAやIBMからの圧力は強まっている。「ボーランドは、開発者が他のプラットフォームへ移行せずになんとか同社のツールを使い続けるように力を傾けている」とザップシンクのシニア・アナリスト、ロン・シュメルツァー氏は語っている。
ボーランドは3種類のエディションを提供する。「JBuilder Enterprise」は主にJ2EEおよびWebサービス開発向け、「JBuilder Developer」Webアプリケーションとコード・ベースの開発作業向け、「JBuilder Foundation」はJBuilder Personalの後継製品だが、JBuilder Xの新しいライセンス・モデルのもとでは、顧客はJBuilder Foundationを使用および配布できる。
(InfoWorld (US))

