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[アイルランド]
アイオナ、既存ミドルウェアのリノベーション用ツールを提供へ
(2003年10月20日)
アイルランドのアイオナは、「Artix」という製品ライン名称で、4つのサービス指向統合ソフトウェア製品を10月20日に発表するもようだ。同社CTO(最高技術責任者)のエリック・ニューカマー氏によると、Artixラインのソフトウェアは、既存のミドルウェアの「リノベーション」と旧来のシステムの一元管理を可能にするように設計されている。
「Artix Relay」は、Webサービスを作成してCORBA、MQSeries、Tuxedo、Tibcoなどのミドルウェアにリンクするために使用できる。「Artix Encompass」は、IT部門が既存のミドルウェア・プラットフォーム上に構築されたアプリケーションを再利用や拡張が可能なように改造できるようにする。「Artix Mainframe」は、CICS (Customer Information Control System)およびIMS (Intelligent Manufacturing Systems)のトランザクションに特化されており、それらをWebサービスとしてエクスポーズすることができる。「Artix Migrate」は、ミドルウェアを一元管理してビジネスを遂行しやすくする。
「当社はCORBAで学んだ教訓を生かして、顧客が直面している問題に応用しようとしている」とニューカマー氏。同氏はさらに、Web標準およびWebプロトコルを通じてアプリケーションにアクセスするためのSOA(サービス指向アーキテクチャ)を、Artixファミリを利用して構築できると語った。「Webに対応した、Webサービスへの夢を当社は実現させた」
他のITベンダーもSOAへの道を進んでいる。たとえば、マイクロソフト、IBM、BEAシステムズはいずれも自社のプラットフォームに統合機能を組み込もうとしており、ウェブメソッド、ティブコ、シービヨンドなどのEAI(企業アプリケーション統合)ソフトウェア・ベンダーもSOAモデルを採用しつつある。たとえば、ウェブメソッドは10月13日、マインドエレクトリック社を買収することでそのWebサービスおよびSOA技術を獲得すると発表している。
「アイオナがユニークな点は、同社が長らくCORBAによる統合を行なってきたことだ。だが、Webサービスは同社に2度目のチャンスを与える。というのは、WebサービスはCORBAよりも広く採用されるからだ」と、ザップシンクのシニア・アナリスト、ロン・シュメルツァー氏は評している。 ニューカマー氏によると、Artixラインの製品のうち、RelayとEncompassは即時に、MigrateとMainframeは今四半期中(年内)に提供される。
(InfoWorld (US))

