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[国内] 【IDC調査】
DBMSおよびBI市場が拡大、共に昨年の予測を上回る

(2005年06月29日)

 IDC Japanは6月29日、データベース管理システム(DBMS)およびBI(Business Intelligence)の国内市場動向を発表した。これによると、2004年における国内DBMS市場の規模は、対前年比1.8%増の1,710億円、BIツール市場は、対前年比4.6%増の272億円と、両市場共にIT市場の回復に支えられ、昨年の予測を上回る市場の拡大を示したとしている。

 同社によると、2004年の国内DBMS市場を構成する機能別マーケットは、市場規模の順に、リレーショナルDBMS(RDBMS)が1,427億円、プレ/ポストRDBMSが168億円、エンドユーザーDBMSが104億円、オブジェクト指向DBMS(ODBMS)/XML DBMSが10億円だったという。(図1参照)


図1:国内データベース管理システム市場予測 2002年〜2004年

 OS別に見ると、中堅・中小向けアプリケーション組み込み用途などで市場の裾野を広げたWindowsは、対前年比10.9%増の426億円、Linuxは対前年比54.3%増の75億円と、引き続き大幅な成長を見せた。ベンダー別では、オラクルがシェア44.5%で昨年に引き続き首位を守ったが、富士通、マイクロソフトは対前年比18.7%増、10.4%増と、市場平均を上回る成長を示しており、上位ベンダー間の差は縮まりつつあるとIDC Japanでは分析している。(図2参照)


図2:2004年 RDBMS市場ベンダー別売上実績シェア

 一方、BIツール市場は、対前年比4.6%増の272億円と着実な成長を遂げたが、ベンダー間の業績格差は広がりつつあるという。IDC Japanでは、関連するデータベースおよびビジネス・アプリケーション・ベンダーの攻勢を受けて、BIベンダーも幅広い製品ラインの拡充が今後の業績拡大に不可欠になると予測している。

 2004年〜2009年のDBMS市場の年間平均成長率(CAGR: Compound Annual GrowthRate)は1.5%で、そのうちRDBMS市場は2.4%、BIツールは4.0%となっている。IDC Japanでは、2009年の市場規模は、DBMSが1,839億円、BIツールが331億円に達すると予測している。

 同社のソフトウェア リサーチマネージャー、井出和之は、「DBMSの成長分野は限られており、今後は、差別化戦略の巧拙が事業の成否を左右することになるだろう」と分析している。

 今回の発表の詳細は、同社が発行したリポート「国内データベース管理システムとBI市場2004年の分析と2005年〜2009年の予測」に報告されている。

(CIO Online)






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