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[米国]
サンがオブジェクトウェブのJ2EEサーバ準拠認定を支援、ジェイボスがJCP正式参加へ
(2003年09月22日)
米サン・マイクロシステムズの幹部は9月19日、非営利のオープンソースJava開発プロジェクトの準拠認定費用を負担する奨学金プログラムで、フランスに本拠を置く非営利団体のオブジェクトウェブ・コンソシアムに対し、そのJOSnAS(Java Open Application Sever)ソフトウェアのJ2EE(Java 2 Enterprise Edition)準拠認定テストを開始するために数十万ドルを支給することを明らかにした。
この奨学金プログラムは、オープンソースのJava開発促進を目的として2002年8月に設立されたもの。サンは同プログラムのためのソフトウェアとサポート・サービスに3年間で300万ドルを投入し、年間30件のJavaオープンソース・プロジェクトの認定を目指すとしている。
サンのJava Community Process (JCP)プログラム管理室長オンノ・クルイト氏によると、J2EEサーバ認定のための奨学金を獲得したのはオブジェクトウェブが初めて。準拠認定テストに使用する「TCK (techinology certicifation kit)」ソフトウェアと、サンのエンジニアによる技術サポートが無償で提供される。現在、サンとオブジェクトウェブと認定プロセスの細部をつめている最中という。
一方、米国のジェイボス・グループも、同社が管理しているアプリケーション・サーバ「JBoss」のJ2EE準拠認定のための奨学金受給を申請していたが、同社が営利企業であるため結局却下された。ジェイボス・グループは従来、オープンソース・プロジェクトであるJBossはサンの認定奨学金プログラムの支給条件を満たしており、TCK (techinology certicifation kit)と技術サポートを無償で利用できるはずと主張して、JBossをJ2EE 1.3仕様に対応させつつもJ2EE準拠認定を保留してきた。
だが、ジェイボス・グループは、サンとの従来の緊張関係を和らげる新たな動きとして、Java Community Process(JCP)へ正式参加する意向だ。ジェイボスのストラテジー&コーポレート・ディベロップメント担当副社長のボブ・ビッケル氏によると、サンに年間5000ドル支払ってメンバーになる代わりに、JBossの開発者すべてが、Java標準の技術仕様を策定するJCPの「エキスパート・グループ」に参加できるようになる。従来、JBossの開発者は、個人の資格でJCPに参加していた。また同氏は、現在、ジェイボスはTCKを有償で利用することに前向きであり、同社のオープンソース・ソフトウェアに適合した契約条件をサンの法務部が考案すれば受け入れる可能性があると述べた。
JBossユーザーのデビッド・キャラハー氏は、サンとの関係改善は、競合するアパッチ・ソフトウェア・ファウンデーション(ASF)の「Geronimo」へのJBossユーザーの乗り換え防止に役立つと見ている。Geronimoを開発しているのは方針対立からジェイボスを離れた開発者グループで、J2EE認定バージョンの提供が来年予定されている。
(IDG News Service)

