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[米国]
Samba 3.0がリリース
(2003年09月26日)
LinuxやBSD版UNIXなどのUNIX系OSで、Windows互換のファイル・サーバ機能やプリント・サーバ機能を提供するオープンソースのソフトウェア「Samba」の開発プロジェクトに参加している有志の開発者のチームは9月24日、2年ぶりのメジャー・リリース版「Samba 3.0」のソースコードを正式リリースした。
このコード(Gold version)は、実稼働システムで稼働できる品質を保証したもの。同チームは4カ月にわたってSamba 3.0のバグ・テストを行ってきた、と同プロジェクトのリーダーの一人、ジェレミー・アリソン氏は述べている。Samba 3.0は現在、同プロジェクトのWebページとミラー・サイトからダウンロード可能。
Sambaは、マイクロソフトのシステムでファイル共有、印刷、認証などのネットワーク/タスクに使われている「CIFS (Common Internet File System)」のクローンを提供する。1991年に作成されて以来、Linux OSを補足する形で広く使われるようになった。従来のバージョンは、IBM、HP(ヒューレット・パッカード)、SGI(シリコン・グラフィックス)を含む多数のベンダーが出荷するUNIXまたはLinuxを稼働するシステムに搭載されている。
新版では、Windows NT 4からのSambaへの移行が容易化されたほか、Windows 2000〜3000サーバ製品に組み込まれているActive DirectoryサービスをSambaで利用する能力が強化された。新版は、Active Directoryに使われているKerberos認証プロトコルとLDAP(Ligghtweight Directory Access Protocol)ディレクトリ・サービス標準プロトコルをサポートしているので、Windowsドメイン内で稼働する場合、よりシームレスにActive Directoryを稼働しているネットワーク内へ統合でき、Samba稼働サーバをWindowsの管理ツールで取り扱うのが容易になった。
Samba稼働サーバは「従来のバージョン2.2ではNTサーバのようだったが、3.0ではWindows 2000サーバのように見える」と、Sambaの開発者の一人、ジェラルド・カーター氏は語っている。
アラバマ州オーバーン大学で1200台のWindowsクライアントのファイル/プリント要求に対応するためにSambaを利用しているエンジニアリング・ネットワーク・サービス担当ディレクター、スティーブン・ヘンダーソン氏は、Active Directoryとの統合のシームレス性向上は、WindowsマシンとSambaサーバの間の認証にActive Directoryのユーザー・アクセス・トークンを利用可能になるなど、Sambaのセキュリティ向上をもたらすと語っている。
(IDG News Service)
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