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[国内]
【IDC調査】
2003年のストレージ・ソフト市場、前年比11.2%増の457億円に
(2004年08月19日)
IDC Japanは8月18日、国内ストレージ・ソフトウェア市場の2003年の売上実績と、2008年までの予測を発表した。これによると、2003年の売上実績は前年比11.2%増の457億円となった。また、2004年から2008年までの年間平均成長率(CAGR:Compound Annual GrowthRate)は8.7%で推移する見通しという。
同社は、ストレージ・ハードウェアの販売が低迷する中で、ストレージ・ソフトウェアの2003年の販売が好調であった要因について、運用管理の効率化が避けて通れない大きな課題となっていること、業績回復に伴って国内企業の投資余力が拡大したこと、社内情報の管理に対する関心の高まりによりストレージ・インフラストラクチャへの投資が活発になったこと、数社の国内ベンダーがストレージ・ソフトウェアのメニューを整備し販売を本格化したこと、などを挙げている。
ストレージ・ソフトウェア市場を製品分野別に見ると、バックアップ/アーカイブ・ソフトウェアの比率が高まってきている。これは、ユーザー企業が保有するデータ量の増加に伴って、バックアップ作業の負荷やバックアップ時間が増大し、それを効率化する手段としてこうしたソフトウェアを活用するケースが増えているためだという。
また、ストレージ資産の有効活用と管理負荷軽減を実現するためのソリューションとして、ストレージ・リソース管理ソフトウェアに注目が集まっているが、仮想化やプロビジョニングの効果を引き出すためにはネットワーク・ストレージ環境の整備が前提となっており、その普及がソフトウェア市場拡大のカギを握っているとしている。
国内ストレージ市場の動向について、IDC Japanのストレージ・システムズ・リサーチ・マネジャー、鈴木康介氏は、「ハードウェア価格の下落傾向が続いており、ユーザー企業は以前より少ないコストで自社ストレージの保有容量を拡張している。しかし、バックアップを含むストレージ管理の負荷はデータ容量が増加するに従って増大するため、それを軽減するための解決策としてストレージ・ソフトウェアの重要度が高まっている」と述べている。
今回の発表内容の詳細は、IDC Japanが発行した「国内ストレージ・ソフトウェア市場――2003年の分析と2004年〜2008年の予測」に報告されている。同リポートには、製品セグメント別とOS稼働環境別に、ベンダー・シェア(2003年)と成長率予測(2004年〜2008年)が紹介されているほか、ストレージ・ソフトウェアを提供する主要ベンダーの動向が解説されている。
| 国内におけるストレージ・ソフトウェア市場規模の推移 Source: IDC Japan, 8/2004 |
【問い合わせ先】
電話 03-3556-4761
電子メール sales@idcjapan.co.jp
(CIO Online)

