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[米国]
アドビ、3D画像をPDFに変換できる「Acrobat 3D」を発売
(2006年01月23日)
米国アドビ システムズは1月23日、デザイナーやエンジニアが3D画像をPDFファイルとして保存し、無料のAdobe Readerで共有できるようにするソフトウェア「Adobe Acrobat 3D」を発売した。価格は995ドル。
同製品の特徴は、主要なCADアプリケーションで作成した3DデザインをPDFファイルに変換できること。3D CADデザインをMicrosoft Word、Excel、PowerPointファイルに挿入し、これらのファイルをPDFに変換することもできる。
アドビのAcrobat担当シニア・マーケティング・マネジャー、ラク・バーラ氏によると、PDFファイルの特定の部分にメモを添付してコメントやフィードバックを提供したり、それらを求めたりすることも可能なほか、Adobe ReaderユーザーはコメントをPDFファイルに直接添付してデザイナーに送ることができるという。
これまで、CADアプリケーションを利用するデザイナーが3D CADファイルを共有する際には、対応するビューア・ソフトウェアやCADプログラムを必要とし、多くの場合、フィードバックがほしい顧客や同僚などに対して、3D CADデザインを2Dビットマップにしたものを送付していた。
「こうした共有方法にはいくつかの問題がある」とバーラ氏は指b摘する。
まず、実際のCADデザインを共有する場合には、常に知的財産(IP)が流出するリスクがつきまとう。Acrobat 3Dでは、こうしたリスクを想定し、CADファイルから作成したPDFファイルに有効期限を設定し、期限を過ぎるとAdobe Readerで開けないようにすることができるようになっている。
Acrobat 3Dを試用してきたブラドック・インダストリーズの担当者は、「エンジニアがIP流出を心配することなくデザインを共有して、フィードバックを得るのに役立っている」と話している。
また、従来の共有方法では、デザイナーの共有相手が3D画像の2Dビットマップを参照することになるが、それではデザインを正確に把握できないという問題もあった。Acrobat 3Dでは、共有相手はデザイナーの指示どおりに表示された3Dデザインを見ることができ、デザインについてより有益なフィードバックを行うことができるという。
(IDG News Service サンフランシスコ支部)

