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[米国]
アマゾン、有料検索広告プログラムのトライアルを開始

(2006年02月08日)

 オンライン小売大手の米国アマゾン・ドットコムは、提携先から配信されるスポンサー付きリンクをアフィリエイト・プログラム参加者のWebサイトに掲載する新たなプログラムの試験運用(トライアル)を開始、検索に連動してWeb広告を表示する有料サービス分野への進出を図ろうとしている。

 同社は1996年からアフィリエイト・プログラム「Amazon Associates」を開始しており、アソシエイトと呼ばれる参加メンバーは、同社が扱う商品を自分のWebサイトで紹介することで手数料収入を得ることができる。

 今年1月27日から開始された新たな「Amazon Associates Sponsored Links Program」のトライアルでは、アソシエイトは自分のWebサイトの内容・性質に応じて配信されるリンク広告をサイト訪問者がクリックした段階で報酬を得る。これは、総数100万を超えるというアソシエイトに新たな収入手段を提供するものとなる。

 しかし、アマゾンのアソシエイトの多くは、すでにグーグルやヤフーなど他のプロバイダーが提供する同種のオンライン広告を自らのWebサイトに掲載しており、新たにアマゾンのスポンサー付きリンク掲載プログラムに参加してもらうのは決して簡単なことではない。

 例えば、古くからのアマゾンのアソシエイトで、月間600万ページ・ビューのOnline-Literature.comを含む多数のWebサイトを運営するクリス・ビースリー氏は、すでにグーグルの広告をサイト上に掲載しており、アマゾンのトライアルへの参加をためらっている。グーグルの規程では、同じWebページに競合ネットワークからのスポンサー付きリンクを掲載することが禁じられているからだ。

 この点について、ビースリー氏は、「アマゾンが一定水準の収入を保証できるのであればトライアルへの参加を検討することもできるが、現状ではグーグルから得ている収入が大きく、それを失うリスクを冒してまで参加することはできない」と説明している。

(IDG News Service マイアミ支局)






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