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[米国]
ティブコとラリーソフト、Ajaxおよびアジャイル開発の新製品/サービスを発表

(2006年02月13日)

 ティブコソフトウェアとラリー・ソフトウェアは今週、「Ajax(Asynchronous JavaScript and XML)」およびアジャイル開発に対応する新製品/サービスを相次いで発表した。これにより、流行の兆しを見せ始めている両開発技術の普及が一気に進む可能性もある。

 ティブコは、無料利用オプションを含む同社の「General Interface」開発プラットフォームの新版を発表した。

 Ajaxはここ数年の間に流行し始めた技術だが、General Interfaceは2001年からAjax方式の開発手法を採用している。ティブコは2004年秋にGeneral Interfaceを取得し、今週アップグレードを発表した。

 ティブコによれば、同プラットフォームをインストールして利用しているユーザーは、現時点で数千人に上るという。

 新たなGeneral Interface 3.1には、同製品の普及を加速させる目的で、個人開発者向けの「General Interface Professional Edition」と呼ばれるバージョンが用意された。なお、今回のアップグレードには既存の「Enterprise Edition」の機能強化も含まれている。

 Professional Editionでは、開発者が無料でアプリケーションを開発・検証できるライセンス条項が適用される。アプリケーションを公的に利用する場合は料金がかからないが、個別用途で使用する場合は499ドル(同時利用5ユーザーまで)の料金を支払う必要がある。

 ティブコでGeneral Interfaceの製品マーケティングディレクターを務めるケビン・ハックマン氏は、Professional Editionを提供する目的を、「大規模な開発者コミュニティがGeneral Interfaceの技術を手軽に活用できるようにするためだ」と説明する。

 General Interfaceではこれまで、Enterprise Editionしか提供されていなかった。同製品は価格が2万5,000ドルと高額であるが、品質保証・損害補償・サポートが完備している。こうした特典は、Professional版にはない。

 General Interface 3.1の最大の特徴は、XMLメッセージをドラッグ&ドロップしてバインディングしたり、GUIやデータ、JavaScriptが使用するオブジェクトを整形したりできるビジュアル・ツールが用意されている点にある。同ツールを利用すれば、開発者はこうした目的のためにスクリプトを記述する手間を省くことができるという。

 デバッグ機能も強化され、送信/受信メッセージおよびヘッダを検査できるようになった。また、JavaScriptのAPIも提供されているため、サードパーティがGUIコンポーネントおよびビジュアル・ツールとともにGeneral Interfaceフレームワークを容易に拡張することができる。

 General Interface 3.1の両エディションは13日から提供されている。

 一方、ラリー・ソフトウェアは2つのアジャイル開発ホスティング・サービスを発表した。1つは単独の開発チーム向けで、もう1つは複数の開発チーム向けのサービスである。同社によると、従来のウォーターフォール開発手法では6〜18カ月に1度の割合でソフトウェアをリリースするが、アジャイル開発手法では2〜4週間ごとにイテレーション(1回の開発単位)を設定できるという。

 単独開発チーム向けの「Rally Agile Team Edition」では、10名までの開発者およびテスターがコミュニケーションを取りながらイテレーションを管理できる。複数の開発チーム向けの「Rally Agile Pro Edition」は、ソフトウェア・ライフサイクルのあらゆる役割や作業に対応し、リリース計画やトラッキング、要求管理およびプログラム管理などの機能も備えている。

 ラリー・ソフトウェアの新サービスでは、カスタムビューやフィルタ機能が強化され、要求やテスト、欠陥にカスタム・フィールドを追加することが可能だ。さらに、統合開発環境に同サービスを組み入れられるよう、SOAPおよびREST(Representational State Transfer)に対応するWebサービスAPIも強化されている。

 Rally Agile Proの料金は1ユーザー当たり月額65ドル。現在キャンペーン中のRally Agile Team Editionは995ドルで5ユーザーが6カ月間にわたって利用できる。両エディションともすでに提供が始まっている。

(InfoWorld オンライン米国版)






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