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[米国]
マイクロソフト、「Windows Live」上でWebフィルタリング・サービスのテストを開始
(2006年02月23日)
米国マイクロソフトは、親が子供のインターネット上の活動を管理し、不適切なサイトへのアクセスを遮断することができる「Windows Live」ブランドのWebベース・サービスのテストを開始している。
Liveside.netやNetwin.netなど、複数のマイクロソフト・ウォッチャー・ブログは先週から、新しい「Windows Live Family Safety Settings」のベータ・テストの開始を伝えていた。一部のユーザーには参加案内メールが送られているという。
マイクロソフトは2月23日、同社の広報(PR)業務を担当している米国ワゲナー・エドストロムを通じた声明で、Family Safety Settingsが「初期テスト段階にある」と公表したが、広く一般に提供する時期については明言を避けた。
Netwin.netに転載されたベータ・テスト参加案内メールによると、同サービスでは、親が子供用に個別の専用アカウントを作成することでオンライン活動の監視/コントロール/フィルタリングを行うことができる。
Liveside.netに掲載されたスクリーン・ショットによると、親はPCアカウントから特定コンテンツ・ジャンルのサイトまたは個々のサイトへのアクセスを禁止または許可するフィルタリング設定を行うことができる。設定可能なジャンルには、「アルコール」「爆弾製造」「ポルノグラフィー」などが見られる。
同サービスでは、コンテンツ・フィルタ作成のほか、子供が訪問したWebサイトについての活動報告を参照することも可能となっている。
各種のコンテンツやサービスを集めて1つのカスタマイズされたホーム・ページを構成できるWindows Live(ベータ版)は、グーグルやヤフーなどへの対抗を狙ったWebベース・サービス戦略の一環として提供されている。また、小規模企業向けWebサイト・ホスティング・サービス「Office Live」も同戦略の下でベータ版の提供が発表されている。
マイクロソフトは、これら以外にも同社のWebベース・サービス戦略に基づくいくつかのサービスをWindows Liveブランドで提供していく計画だ。近く、従来の「MSN Search」を「Windows Live Search」としてリニューアルする予定であるほか、「MSN Messenger」の次世代版は「Windows Live Messenger」として提供されることになっている。
なお、次期Windows OSの「Windows Vista」にも、Windows Live Family Safety Settingsサービスと同等の機能が搭載される見通しだ。セキュリティ強化はVistaの大きな設計目標の1つであり、マイクロソフトはすでに同OSに組み込む新たなセキュリティ機能をいくつか発表している。ちなみに、Vistaに組み込まれるブラウザ「Internet Explorer 7」には、フィッシング詐欺からユーザーを守るためのツールが搭載される予定だ。
(IDG News Service サンフランシスコ支局)

