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[国内]
ネットスイート、オンデマンド型業務アプリケーションの提供を日本で開始

(2006年03月08日)

 米国ネットスイートは3月8日、日本法人を3月中に設立するとともに、同社のオンデマンド型業務アプリケーション「NetSuite」を日本語化し、国内向けに提供を開始すると発表した。

 NetSuiteは、出荷や購買管理、財務などの企業の基幹業務を担うERP(Enterprise Resource Planning)システムに加え、営業支援や受注管理などを支援するCRM(Customer Relationship Management)システム、顧客向けポータルといったeコマース・システムなど、業務を支援するさまざまなアプリケーションをオンデマンドで提供するもの。オンデマンド型アプリケーションは今後、市場が急速に拡大すると見込まれており、米国IDCによると、その市場成長率はパッケージ・アプリケーションが年率6%であるのに対し、オンデマンド・アプリケーションは年率20%以上に達するとされている。

 NetSuiteの特徴は、提供されるアプリケーションのデータベースが統合されていること。これにより、業務ごとにシステムを個々に導入する場合に比べてアプリケーション間の連携を容易に図れ、蓄積されたデータをさまざまな切り口から活用する仕組みを提供することが可能になるとしている。

 また、導入に際してはユーザーへのヒアリングを基に、オフサイトですべての導入プロセスを完了できるという。これにより、パッケージ・システムと比較してシステム導入にまつわるイニシャル・コストを大幅に削減できるという。

 さらに、NetSuiteではWebサービス技術を用いた外部システムとの連携を実現する「NetFlex Web Services」や、アプリケーションへのさまざまなカスタマイズを可能にする「NetFlex Customization」、NetSuite内で新たなアプリケーションの構築を可能にする「NetFlex AppBuilder」がアプリケーション・プラットフォームに採用されている。これにより、特定業界向けの機能も容易に実現できるとしている。

 利用料金は、ユーザー数に応じた月額制。日本における料金は未定だが、すでにサービスが提供されているインターナショナル版は、1ユーザーあたりCRMが95ドル、CRMにeコマース機能を付加した「CRM+」が130ドル。NetSuiteの全機能を利用する場合は、1人目が600ドルで、追加1ユーザーあたり100ドル。導入支援と保守サポートには別途、料金を支払う必要がある。同程度の機能を備えたパッケージ・アプリケーションを導入する場合に比べて、NetSuiteを利用した場合はアプリケーションの利用のために支払うコストは半額程度で済むという。

 同社では今後、従業員500人以下の企業を対象に営業活動を展開する計画。発表に際し、米ネットスイートで社長兼COOを務めるザック・ネルソン氏は、「ソフトウェアのライセンス取得にまつわる多額なイニシャル・コストが不要になることに加え、システムの導入/構築/保守といった手間が不要になるのがオンデマンド・アプリケーションの大きなメリット。加えて、当社では業務に求められる多様な機能を提供することができる。すでに全世界に7,000社以上のユーザーを抱えているが、日本でもNetSuiteが備えるこれらのメリットを訴求することで、少しでも多くのユーザーを獲得したい」と抱負を述べた。

(CIO Online)






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