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[米国]
ロジックブレーズ、オープンソースのSOAスタックを発表
(2006年03月27日)
ロジックブレーズは3月27日、オープンソースのSOA(サービス指向アーキテクチャ)ソフトウェア・スタック「Fuse」を発表した。また、再利用可能なソフトウェアやサービスを使ってITシステムを開発・管理する基盤の構築に向け、IBMと提携したことも明らかにした。
オープンソース関連会社の間では、標準ベースのソフトウェア・コンポーネントのスタックの提供がますます盛んになっている。その狙いは、社内プロジェクトに取り組む企業の開発者がさまざまなコンポーネントを連携させる際に直面する複雑さを少しでも解消することによって、オープンソースの採用を促進することだ。
Fuseコンポーネントは、Apache 2.0ライセンスに基づいて配布され、Apache Software FoundationのIncubatorプロジェクトが提供する「ServiceMix ESB(Enterprise Service Bus)」やメッセージング・システム「ActiveMQ」、オーケストレーション・エンジン「Ode」、パーシステンス・データベース「Apache Derby」も含まれている。
ロジックブレーズのウィンストン・ダマリロ会長は電話インタビューに応じ、「多く大企業がSOA環境への移行基盤としてServiceMix ESBを採用していることがわかり、Fuseスタックの提供を決めた」と語っている。
Fuseでは、ロジックブレーズの定額制サポート・ネットワーク「Core(コミュニティ指向リアルタイム・エンジニリング)」も利用できる。同ネットワークについて、ダマリロ氏は、レッドハットやMySQLなどが確立している定額契約やサポート・ネットワークを参考に設計したと説明している。
コロラド州福祉事業局(CDHS)ITサービス室の児童支援実施システム技術マネジャー、カーティス・ローズ氏によると、CDHSでは、児童福祉員の業務を支援するメインフレームをSOAアプローチに移行できるかどうかを検証するために、Fuseの評価を進めているという。
ローズ氏は電話インタビューに答え、「すでにFuse試験運用を開始しており、本格的なプロジェクトを数週間以内に開始する。既存のメインフレーム・システムは柔軟性がなく、画像処理やデータ・ウェアハウスを追加するのも困難だ」と語った。
同氏はまた、SOA環境への移行がCDHSのシステムと他の政府機関との連携を容易にする可能性もある、と付け加えている。CDHSがSOA環境への移行を本格的に進めるとすれば、システムの土台となるアーキテクチャを徐々に変更できることがカギになるだろう。
ロジックブレーズは27日、IBMとの提携も発表した。同社では、IBMの「WebSphere Application Server Community Edition(WAS CE)」を、「LogicBlaze Fuse for WebSphere CE」のコンポーネントとして再配布/サポートする。同ソフトウェアは今年4月に発売が予定されている。
IBMのWAS CEは、ローエンド・アプリケーション・サーバ・プロジェクト「Apache Geronimo」をベースとしたソフトウェアで、ダマリロ氏が創設したグルーコードをIBMが2005年5月に買収した際に取得したソフトウェアの後継版である。
ダマリロ氏は、今後2、3カ月後にITベンダー2社との提携を発表する予定だ。1社はデータベース・ベンダー、もう1社はOSベンダーだというが、それらの名前は明らかにしなかった。
Fuseは同社Webサイトからダウンロードできる。
(チャイナ・マーテンス/IDG News Service ボストン支局)
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