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[米国]
ネットスイート、オンデマンド・アプリ新版で中核機能にもAjaxサポートを拡張
(2006年04月06日)
米国ネットスイートは4月5日、オンデマンド型業務アプリケーション・スイートの新版「NetSuite 11.0」を発表した。同製品の特徴は、Ajaxサポートの強化、「SuiteScript」と呼ばれる新しいスクリプト言語の搭載、卸売/流通業向けとサービス業向けエディションの提供である。リリースは来月から開始されることになっている。
| Ajaxサポートが強化されたプロダクティビティ・ツール |
ネットスイートは、ERP、CRM、電子商取引のホスティング・アプリケーション(アプリケーション・サービス)を中堅企業向けに提供している。
ネットスイートの社長兼CEOのザック・ネルソン氏は、4月5日の電話取材で、「Ajaxはこれまで、主にアプリケーションの操作(ナビゲーション)系に採用してきたが、NetSuite 11.0では、リポーティング、スケジュール管理、文書管理といった機能系にもAjaxのサポートを拡張している」と語った。
Ajaxは新しいユーザー・インタフェースにも採用しており、NetSuiteアプリケーションの操作時のスクロール量を減少させるなどの成果を上げているという。ネルソン氏は、その代表例としてポートレットのCollapse/Expand表示を挙げた。
| グラフィカルになったDashboardツール
|
また、新たに搭載されたSuiteScriptスクリプト言語を使用することにより、ユーザーは同アプリケーション・スイート内のビジネス・プロセスを容易にカスタマイズできるようになったという。ちなみに、SuiteScriptはJavaScriptをベースにしている。
一方、同社は今回、卸売/流通業とサービス業に対応するエディションとして「Wholesale/Distribution Edition」と「Services Company Edition」の提供を開始することも明らかにした。同社では他の特定業種向けエディションも順次追加していく予定で、次に投入する可能性が高いのはオンライン小売業者向けエディションだとしている。
NetSuite 11.0は4月7日にベータ・テストが開始され、完成版の提供は5月に予定されている。これまでと同様、既存ユーザーの新版への移行は3カ月かけて段階的に実施していくとしている。
NetSuite Wholesale/Distribution EditionとNetSuite Services Company Editionの利用料金は、基本スイートの月額料金(それぞれ999ドルと1,499ドル)にユーザー数に応じた月額料金(ユーザー1人当たり月額99ドル)を加えた額になる。また、既存顧客は追加料金なしでNetSuite 11.0へ移行できる。
(チャイナ・マーテンス/IDG News Service ボストン支局)

