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[国内]
シマンテックがベリタス統合後の青写真──コンサル要員を倍増へ
(2006年04月11日)
シマンテックは4月11日、コンサルティング要員の倍増や、西日本エリアでの営業強化などを盛り込んだ2006年度の営業戦略を発表した。ベリタスソフトウェアとの法人統合が国内で完了したのを受け、セキュリティとアベラビリティを一体化した顧客開拓の体制づくりを急ぐ。
| シマンテック 代表取締役社長 木村裕之氏 |
シマンテックとベリタスソフトウェアは昨年7月、双方の本拠地である米国の法人同士が合併。これを受けて、日本のシマンテックは今年2月、本社オフィスを東京都港区に移転するなど、ベリタス日本法人との合併に備えてきた。今月に入り、両社の日本法人は合併手続きを終え、統一した経営戦略を対外的に打ち出せる体制が整った。
同日会見したシマンテックの代表取締役社長、木村裕之氏は、2006年度の営業戦略として、(1)各業種・業界の上位300社に絞ったセールスの強化、(2)従来からシマンテックが強い中規模の法人(従業員数51〜1,000人)と旧ベリタスが強い大規模の法人(同1,000人超)の各パートナーに対する業務強化、(3)顧客規模で区切られたセグメントを横断し、製品サービスの内容に沿った営業展開、の3点を推進すると表明した。
(3)については、製品・サービスの内容を「ITコンプライアンス」「メッセージ・マネジメント」「統合脅威管理」の3種類にカテゴライズした。シマンテックが中核事業としてきたセキュリティ分野と、旧ベリタスのアベラビリティ分野(データおよびシステムの安定性確保)を組み合わせることを狙っている。
同社は、この戦略に沿った具体的な取り組みとして、コンサルティングの要員を倍増し、70人規模にする計画だ。ポリシー・ベースのセキュリティを顧客により浸透させるのが狙いだ。現在、シマンテックの従業員数は約430人で、うち半数がコンサルティングを含む営業やSEの業務に従事している。また、東京・名古屋・大阪に続き、4つ目の国内営業拠点を福岡市に設立し、九州などでの営業体制を強化する。
旧ベリタス出身の木村氏は「シマンテックと旧ベリタスで、社内の管理システムが異なる部分があり、その調整が今年6月まではかかるが、7月以降は一体化した製品・サービスを出して行けるだろう」との見通しを語った。
シマンテックは2010年度に全世界での売上高を100億ドル(今年度は期初予想ベースで50億ドル)に伸ばす計画を立てており、これに対応して、日本法人では同年度に売上高1,000億円にすることを目標にしている。
(上野 肇/Computerworld.jp)

