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[米国]
EMC、企業のストレージ管理を支援するオンサイト・サポートを拡張
(2006年04月12日)
米国EMCは4月12日、同社のプロフェッショナル・サービスを拡張し、企業内のデータのフロー、利用、格納先(ストレージ)の管理を支援する新たなオンサイト・サポートを提供することを明らかにした。
同社のテクノロジー・ソリューションズ・グループによって提供が開始される「EMC Managed Services」は、EMC Residency Service、EMC Managed Utility Service、EMC Storage Management Services(SMS)の3サービスで構成される。
Residency Services(オンサイト・サービス、常駐サービス)は、ユーザー企業の日常的なストレージ運用を導入先でEMCのスタッフが支援するサービス。オンサイト・サービスは従来から提供されていたが、新たに、メリーランド州グリーンベルトのITサービス会社、インターノーシスの買収(2006年1月9日発表)によって獲得したサービス・ノウハウが組み込まれる。
インターノーシスは、マイクロソフト環境向けのIT戦略、アプリケーション開発、ITインフラ、マネージド・サービスを提供していた。EMCは今後、メッセージング・インフラとコンテンツ管理に関するオンサイト・サービスも提供するとしている。
Managed Utility Service(マネージド・ユーティリティ・サービス)は、基本ストレージ容量に加えて「pay-as-you-grow(成長に応じた段階的投資)」方式でストレージ容量を拡張できるサービスとオンサイト・サービスを組み合わせたものだ。
EMCのテクノロジー・ソリューションズ・グループを率いるダレル・ジェームズ氏は、「100%のpay-as-you-grow型にすることも可能だったが、顧客にとって最適な提供方法ではないと判断した。自社が必要とする基本ストレージ容量をよく検討し、それに先行投資したほうが望ましい。そのほうがEMCに頼るリスクが減り、コストも少なくて済む」と説明する。
Storage Management Services(ストレージ管理サービス)は、100TBを超える大容量ストレージ環境のオンサイト管理を複数年にわたって必要とする企業向けのサービスで、サイトに専任のEMC担当者を常駐させ、SLA(サービス・レベル契約)に基づいてサポートを提供する。
ドイツのケルンに本社を置き、トヨタのFormula 1(F1)プログラムのためにレース・カーのシャーシやエンジンの設計・製造・テストからチーム運営まで担当しているトヨタモータースポーツ(Toyota Motorsport GmbH:略称「TMG」)は、EMCのオンサイト・ストレージ管理サービスを利用している。
TMGのIT担当ゼネラル・マネジャー、トーマス・シラー氏は、同サービスのメリットについて、「当社が独自にリソースを所有する必要がなく、IT部員をコア・ビジネスに集中させることができる。また、マネージド・サービス協約を適用すれば、変化するストレージ需要に応じてSLAを柔軟に変更できる」と評価する。
(シェリー・ソルヘイム/IDG News Service ニューヨーク支局)

