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[米国]
オラクル、Ajax技術をオープンソース・コミュニティに寄贈へ
(2006年05月12日)
米国オラクルは、5月16日からサンフランシスコで開催される「2006 JavaOne Conference」で、同社のAjaxレンダーキットをオープンソース・コミュニティに寄贈する方針を発表する予定だ。また、今回の発表に合わせてオラクルは、オープンソースのGrailsプロジェクトにエンジニアリング・リソースを提供する計画も明らかにする見込みだ。
オラクルのツールズ&ミドルウェア担当チーフアーキテクト兼バイスプレジテント、テッド・ファレル氏は、「オラクルのAjaxレンダーキットを使えば、Ajax技術を活用してリッチなWebアプリケーション環境を構築できるだけでなく、JSF(JavaServer Faces)コンポーネントも扱えるようになる」と語っている。
Ajaxはリッチで動的なWebアプリケーションを作成するのにうってつけの技術と見なされているが、その利用にあたって、開発者はJavaScriptとDHTMLを習得する必要がある。ファレル氏によると、Ajaxレンダーキットを利用することで、そうした開発者の負担を軽減することができるという。「オラクルのAjax技術は、Web 2.0的な、よりインタラクティブなWebアプリケーションにも適合できる」と同氏は述べている。
オラクルのAjaxレンダーキットは、2カ月後、Apache MyFacesプロジェクトに寄贈される予定だが、現段階ではまだ具体的な引き継ぎなどは行われていない。
オラクルは、今回のAjaxレンダーキットの寄贈が、開発者に対して同社の技術スタックをアピールするのに役立つと期待している。
一方、オラクルが支援しようとしているGrailsプロジェクトでは、スクリプト言語「Goovy」を利用するオープンソースのWebアプリケーション・フレームワークの開発が進められている。オラクルによると、Groovyは特別なCランタイム環境を必要とせず、Java Virtual Machine上でネイティブ実行されるという。また、Grails(Groovy on Rails)の目的は、単純なWebアプリケーションを開発する際の生産効率を高めることにあるという。
(ポール・クリル/InfoWorld オンライン米国版)
- 米国オラクル
- http://www.oracle.com/
- 2006 JavaOne Conference(2006年5月16〜19日 米国サンフランシスコ)
- http://java.sun.com/javaone/sf/
- Apache MyFacesプロジェクト
- http://myfaces.apache.org/
- Grailsプロジェクト
- http://grails.org/

