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[米国]
マイクロソフト、「BizTalk Server 2006 R2」を2007年前半に出荷、RFIDもサポートへ
(2006年06月07日)
米国マイクロソフトは6月6日、ビジネス・プロセス統合ソフトウェア「BizTalk Server」の最新ロードマップを発表した。次期リリース「BizTalk Server 2006 R2」の出荷を2007年前半に予定しており、機能拡張としてRFID技術のサポートをはじめ、Windows VistaおよびOfficeとの統合などが実現されるという。テネシー州ナッシュビルで同日開幕したサプライチェーン技術に関するコンファレンス「U Connect Conference」(6月6〜8日)で明らかにした。
マイクロソフトは、RFID技術をWindows Server Systemプラットフォームに追加する方法や時期について初めて言及し、BizTalk Server 2006 R2にRFIDサポート機能を組み込むと表明した。サードパーティ・ベンダーが自社のRFID製品を同プラットフォームにリンクできるようにするため、BizTalk Server 2006 R2には一連のAPIおよびハードウェア・フレームワークが搭載される。
また、RFIDイベントをバックエンドのビジネス・プロセスと接続できるように、一連のビジネス・ルールとイベント管理機能も搭載されるという。
マイクロソフトのBizTalk Server担当のグループ・プロダクト・マネジャー、バーリー・カワサキ氏は、「リアルタイムのイベントをビジネス・プロセスにリンクすることで、工場のフロアをSAPなどのエンタープライズ・システムや取引パートナーと容易に接続することができる」と強調した。
「ビジネス・プロセス・マネジメント(BPM)では、リアルタイムのイベントをビジネス・プロセスにリンクするのは面白い動きだ。従来、BPMは社内システムだけにフォーカスしており、リアルタイム・プロセスが発生するネットワーク・エッジまではカバーしていなかった」(カワサキ氏)
BizTalk Server 2006 R2では、EDIとAS2(Applicability Statement 2)のネイティブ・サポートの追加、企業顧客向けの年内出荷開始が予定されているクライアントOS新版「Windows Vista」およびオフィス・スイート新版「Office 7」との統合機能の追加も予定されている。
こうしたアップグレードはすべて、マイクロソフトのBPMプラットフォームをネットワーク・エッジとその先に拡張することを目的にしたもので、「Visual Studio 2005」と「SQL Server 2005」との統合も強化されることになっている。
また、Windows VistaとOffice 7の統合は、WinFX技術のうち「Windows Communications Foundation(WCF)」と「Windows Workflow Foundation(WWF)」の2つに焦点を合わせたものになるという。
WCFは、Webサービスをサポートするためのマイクロソフトのミドルウェア技術で、顧客がメインフレームなどのアプリケーションから1つのWebサービス・インフラを構築するのに役立つアダプタ・フレームワークを提供する。
WWFは、ワークフローを統合するアプリケーションを構築するユーザーが、BizTalkを通じてそうしたアプリケーションを追跡できるようにする。ただし、ワークフロー・エンジン自体は、Biztalk独自のもので、WWF技術をベースに構築されているわけではない。将来バージョンではワークフロー・エンジンもWWFベースで構築されるという。
Office 7では、ユーザーはワークフロー(例えば、SharePoint Server 2007でサポートされている文書ライフサイクルなど)をビジネス・プロセス内にリンクし、それらをBizTalkを使用して追跡できるようになる。
なお、マイクロソフトはBizTalk Server 2006 R2の価格体系やライセンス方式、第1ベータ版の提供時期などについては公表しなかった。
BizTalk Server 2006 R2のテクノロジー・アダプション・プログラム(TAP)に参加する顧客やパートナーには、早期プレビュー版が提供されるという。
(ジョン・フォンタナ/Network World オンライン米国版)
- 米国マイクロソフト
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