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[米国]
グーグル、行政機関向けの垂直型検索サイトを開設
(2006年06月16日)
Web検索大手の米国グーグルは6月15日、米国の行政機関に関連する情報検索に特化した垂直型検索サイト「Google U.S. Government Search」(http://usgov.google.com/)を開設した。連邦政府や州政府の職員や政府関連事業の請負業者のほか、一般市民の利用を想定している。
同サイトでは、「Search Government Sites」ボタンを使用して、米国の連邦政府、州政府、地方自治体のWebサイト上のコンテンツだけを検索することができる。検索対象には、「.gov」「.mil」ドメインのサイトに加え、少数だけ存在する「.com」「.us」「.edu」ドメインの行政機関サイトも含まれる。また、「Search the Web」ボタンを選択すれば、通常のインターネット全体の検索も可能だ。
同サイトのトップページには、ホワイトハウス、米軍、米国議会の公式発表やワシントン・ポストなどの報道機関の記事へのリンク一覧があり、他のグーグル・サイトと同様に、パーソナライズができる。ユーザーはディレクトリ(行政機関情報以外のトピックも含む)からコンテンツを追加することができるほか、RSS(Really Simple Syndication)フィードを利用して、ディレクトリにないWebサイトからのニュースも追加できる。
Google U.S. Government Searchサイトのロゴは、Googleの「l」が星条旗を掲揚したポールになっている。また、Search Government Sitesをクリックした後に表示されるページのロゴは、右のように星条旗模様(「G」と「g」が紺地に白い星、他の文字が赤と白の縞)でデザインされている。
グーグルはすでに、エンタープライズ検索および地理空間検索機能を行政機関向けに改良したGoogle Search ApplianceやGoogle Earthエンタープライズ版(Google Earth Enterprise)といった製品を提供している。同社は最近、米国連邦政府機関向け営業責任者にマイク・ブラッドショー氏を選任した。
Google U.S. Government Search担当のプロダクト・マネジャー、ケビン・ゴフ氏によると、グーグルは3年ほど前から製品を連邦政府機関に販売してきたが、Google Search Applianceの機能拡張とGoogle Earthエンタープライズ版の提供により、政府機関のニーズにさらに応えられるものになったという。
また、グーグルは現在、個々のWebサイトの管理者(Webマスター)が検索インデックスに組み込んでほしい領域をグーグルに要請できる「Google Sitemaps」(Gooleサイトマップ)の利用を政府機関に促しているという。
ゴフ氏は、「将来的に、グーグルが他の国々の行政機関検索サイトを構築する可能性は高い。当社はグローバル企業であり、行政機関検索は当社のすべての市場で役に立つものだ」と述べている。ただし、具体的のどのような国々を当初のターゲットにするのかについては言及しなかった。
なお、米国行政機関の情報の検索サービスはすでに複数存在しており、米国政府の公式ポータル・サイト「FirstGov.gov」で提供している検索機能もその1つである。
FirstGov.govは今年1月に、検索エンジンをマイクロソフトのMSN Searchとビビシモのコンテキスト検索機能を組み合わせたものに入れ替え、事実上リニューアルした。変更に踏み切ったのは、利用者から検索機能が貧弱だという意見が寄せられていたことも一因だったと見られている。
(チャイナ・マーテンス/IDG News Service ボストン支局)
- 米国グーグル
- http://www.google.com/
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