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[世界]
マイクロソフト、「IE 7」のリリース候補第1版を公開
(2006年08月25日)
米国マイクロソフトは8月24日、「Internet Explorer(IE)7 Release Candidate 1(RC1)for Windows XP」を公開した。同社はアプリケーションやWebサイトの開発者に対し、同ブラウザとの互換性を確保するよう呼びかけている。
RC1の公開は、IE 7の完成が迫っていることを意味している。マイクロソフトのIEチームのグループ製品マネジャー、マーガレット・コッブ氏によると、IE 7 RC1 for Windows XPは、今年第4四半期に正式版がリリースされる予定のIE 7 for Windows XPで提供される機能がすべてそろっているという。
同氏は、IE 7 RC1 for Windows XPの公開は、マイクロソフトの開発者コミュニティに対する「行動要請」の意味が込められていると述べた。開発者はこれを使ってIE 7とアプリケーションの互換性を確保し、IE 7の正式版の登場時にトラブルが生じないようにすることができる。
コッブ氏によると、マイクロソフトはRC1で、6月26日にリリースしたIE 7 for Windows XPベータ3には搭載していなかった新機能を1つ追加している。それは自動アンインストールの機能だ。IE 7のこれまでのテスト版はWindowsのコントロール・パネルから手動でアンインストールしなければならなかったが、同社はテスターの意見を受けて自動アンインストール機能を追加した。
また、IE 7 RC1 for Windows XPでは、従来のテスト版よりも対応言語を2つ増やしている。新しく対応した言語はフランス語とスペイン語で、IE 7 for Windows XPベータ3は英語、ドイツ語、日本語、アラビア語、フィンランド語に対応していた。コッブ氏によると、IE 7 for Windows XPの正式版では35の言語に対応するという。
| 「Internet Explorer 7」の画面イメージ |
IE 7 for Windows XPは、マイクロソフトの次期クライアントOSであるWindows Vistaに搭載されるバージョンのIE 7の「サブセット」だ。このVista版のIE 7は、Windows XP版にはない2つのセキュリティ機能(保護モードおよびペアレンタル・コントロール)を提供すると、コッブ氏は述べている。
IE 7 for Windows XPの正式版は、マイクロソフトのWebサイトでダウンロード配布されるほか、同社の自動更新(AU)サービスでも提供され、無料で入手できる。なお、マイクロソフトは企業向けに、AUによるIE 7のインストールを回避できるツールも提供する予定だ。
IE 7の新機能には、RSSフィードのビルトイン・サポート、タブ・ブラウズ、フィッシング対策フィルタなど、改良されたセキュリティ機能などが含まれている。
IEは圧倒的な高シェアを誇るWebブラウザだが、マイクロソフトはIE 7により、モジラのオープンソース・ブラウザ「Firefox」に奪われたシェアを取り戻そうとしている。Webサイト利用状況監視/測定アプリケーションを提供するネットアプリケーションズ・ドットコムによると、7月時点でFirefoxの市場シェアは8.07%、IEは87.2%だった。
(エリザベス・モンタルバノ/IDG News Service サンフランシスコ支局)
- 米国マイクロソフト
- http://www.microsoft.com/
- 「IE 7」のダウンロード・ページ
- http://www.microsoft.com/windows/ie/ie7/downloads/

