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[米国]
マイクロソフト、仮想ディスク・フォーマット仕様を無償公開
(2006年10月18日)
米国マイクロソフトは10月17日、同社の仮想化フォーマット「Virtual Hard Drive(VHD)」の仕様を、すべての開発者と顧客に対して、無償で公開する方針を明らかにした。VHDは、同社の仮想化ソフトウェア「Virtual Server 2005」などが採用する仮想マシン用のハードディスク・フォーマット仕様である。
マイクロソフトは9月に「Microsoft Open Specification Promise(OSP)」を宣言し、この方針の下に、自社の35件のWebサービス仕様については特許権を主張せず、無料で公開することを明らかにしている。今回のVHD仕様の公開も、その一環だ。
VHDに関しては、ここ数年で、すでに60社以上の企業がライセンスを取得している。マイクロソフトは、このソフトウェアを無償で公開することで、今年は50万台の仮想化サーバが販売されることになると見込んでいる。また米国IDCによれば、この数字は2009年までに12億台に達する見通しだという。
マイクロソフトによるOSPの発表は、同社がオープンソース・コミュニティとの関係改善に前向きであることの表れだと、一部では受け止められている。米国レッドハットの法務総責任者マーク・ウェビンク氏も今回の動きについて、「レッドハットは、OSPの拡大を歓迎する」と語っている。
ただし、ウェビンク氏は、次のようにも語っている。「だが、マイクロソフトの技術とそのほかの技術との完全な相互運用性の実現までには、まだ解決すべき大きな障壁がいくつもある。特に、オープンソースとして開発/提供されている技術との相互運用性についてはなおさらだ」
(ポール・メラー/IDG News Service ブリュッセル支局)


