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[世界]
Linux開発者を支援するLSB Developer Networkが始動

(2006年10月20日)

 Linux標準規格「Linux Standard Base(LSB)」を推進している非営利団体Free Standards Group(FSG)は今週、LSB対応アプリケーションを開発、テストするためのリソースをプログラマー向けに1カ所で提供するLSB Developer Network(LDN)のベータ版を公開した。LDNはMSDN(Microsoft Developer Network)の成功をオープンソース分野で再現しようとするものだ。

 LSBは対応アプリケーション同士の互換性確保を目的に策定された規格集で、大手Linuxディストリビューターがサポートしている。FSGには米国IBM、インテル、ノベル、レッドハット、中国レッドフラッグなどが参加している。

 LDNのベータ版は10月18日にdeveloper.freestandards.orgで公開された。オライリーとピアソン・テクノロジー・グループのLinuxコンテンツのライブラリが用意されている。FSGによると、同サイトはソフトウェア・ツールや規格、フォーラム、FSGコンテンツをメインに据えるという。

 「マイクロソフトはMSDNですばらしい仕事をした。われわれも『ボトムアップ』のコミュニティベースの開発モデルを用いて、LDNで同じことをしようと思う」と、FSGのCTO(最高技術責任者)でDebianの創設者であるイアン・マードック氏は声明で述べた。「Linuxが真に競争力のあるプラットフォームとなるには、Linuxアプリケーション開発者向けの中心的な情報源が必要だ」。ヒューレット・パッカード(HP)はLDNを、「Linuxが主要なアプリケーション開発プラットフォームとして成熟するうえで重要な成果」と評価している。

 LDNサイトでは今後、del.icio.usなどのサイトにあるリンクを補完するリンク・ブックマーク・ツール、チュートリアルなどのリソースのディレクトリ、Linux Magazineなどの情報ソースのコンテンツ、ソフトウェア開発キット、LSBロードマップ・ツール、認定サービス、開発上の疑問に対するLSBコミュニティのサポートなどが提供される。

 FSGはこれまでLSBの公開や、アプリケーション・ディレクトリ、認定テスト/サービスなどの提供により、標準規格ベースのLinux開発を支援してきた。

(マシュー・ブローエルスマ/Techworldオンライン)






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