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[米国]
サン、NetBeansを後押しするパートナー・プログラムを拡充

(2006年10月31日)

 米国サン・マイクロシステムズは10月30日、オープンソースのJava対応統合開発環境「NetBeans IDE」の最新バージョンとなるNetBeans IDE 5.5を正式に公開するとともに、同IDEのパートナー・プログラムを拡充すると発表した。新しいプログラムにより、サンは「Eclipse」のように多くのパートナー企業から支持を得たいとしている。

 新しいパートナー・プログラムは、「NetBeans Strategic Partner Program」と名付けられている。同プログラムに参加した企業/組織には、技術サポートとともに、サンの開発者コミュニティと共同でマーケティングを行ったりする機会が与えられる。また、「NetBeans Day」などの開発者向けイベントやセミナーに参加できるほか、java.sun.comやNetBeansなどのWebサイトで自社の宣伝を行うことも可能だ。パートナー各社は、特別なロゴによって見分けがつくようになっている。

 サンの開発ツール担当ディレクターであるダン・ロバート氏によると、NetBeansを支援するパートナーの数は、1年前の約30から大幅に増えて、現在では125社に上っているという。しかも、その数は今後も増える見込みだ。「携帯電話会社やアプリケーション・ライフサイクル管理ベンダー、ハンドセット・メーカーなど、ありとあらゆる会社と交渉を続けている」と同氏は述べている。ちなみに、Eclipse Foundationのメンバー企業は現時点で144社だが、大手ベンダーが加わっていることが大きい。例えば、同メンバーにはIBMやオラクルなどが名を連ねている。

 もっとも、パートナーの数が増えているからといって、それでNetBeansの未来が明るくなるとは限らない。米国フォレスター・リサーチのシニア・アナリスト、ジェフリー・ハモンド氏は、サンは“量”ではなく“質”に焦点を当てるべきだと主張する。

 「この分野でサンが成功するかどうかは、パートナーの数よりも、パートナーから得られる技術の質にかかっている」(ハモンド氏)

 同氏はさらに、Eclipseのようにプラグイン・ソフトを充実させる必要もあると指摘する。ライバルとなるEclipseは、多くの商用プラグイン・ベンダーから絶大な支持を得ているからだ。

 「多くのプラグイン・ベンダーに対し、NetBeansのユーザー・ベースが十分に大きく、将来的にもうかる市場セグメントであるとサンが納得させることができれば、Eclipseに匹敵する支持が得られるだろう」(ハモンド氏)

(ポール・クリル/InfoWorldオンライン 米国版)






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