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[米国]
HP、マーキュリーの買収を完了──「OpenView」「Mercury」ブランドは廃止へ
(2006年11月08日)
米国ヒューレット・パッカード(HP)は11月7日、ITシステム管理ソフトウェア・ベンダー/サービス・プロバイダーである米国マーキュリー・インタラクティブの買収(買収額は45億ドル)を正式に完了したと発表した。また、これと併せて、ネットワーク管理プラットフォーム「OpenView」と、今回の買収によって獲得した「Mercury」の2つのブランドを徐々に廃止していく方針も明らかにしている。
HPは、ITのビジネス価値を最大化する「BTO(ビジネス・テクノロジー最適化)」と呼ばれるコンセプトの下、「HP Software」ブランドの傘下にソフトウェアを統一していきたい考え。「Systinet」や「LoadRunner」といったマーキュリー製品も含め、HPの既存製品の名称は今後、「HP Software BTO」という包括ブランドの下で保持される。
マーキュリーを買収したことで、HPはアプリケーション管理のほか、アプリケーション配布、アプリケーション・パフォーマンス、ITガバナンス、およびSOA(サービス指向アーキテクチャ)ガバナンスなどの分野で製品ラインを拡充できる。
HPのソフトウェア事業担当シニア・バイスプレジデント、トム・ホーガン氏によれば、マーキュリーの第4四半期中(12月31日締め)は同社の業務に混乱を来すような変更は施さない方針だという。実際、7日の時点でマーキュリーの3,000名の従業員は皆、HPに採用されている。ただし、来年の1月か2月には、サポート業務や後方業務部門で若干のレイオフが実施されることになりそうだ。
管理ソフトウェア分野におけるHPのライバルとしては、「Tivoli」ブランドの強化を図っているIBMや、「Unicenter」を擁するCAが挙げられる。なかでもIBMは、HPとマーキュリーの顧客を対象に、最大25%の割引を提供するソフトウェア移行プログラムを11月7日から開始している。
(チャイナ・マーテンス/IDG News Serviceボストン支局)

