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[米国]
ボーランド、開発ツール部門を完全子会社に

(2006年11月15日)

 米国ボーランドは11月14日、これまで売却の方向で検討してきた同社の開発ツール部門について、方針を変更し、コードギアという社名の完全子会社にすると発表した。

 子会社化されるコードギアは、ボーランドの統合開発環境(IDE)事業に関連した4つの製品ラインを中心に据えた事業展開を図ることになる。「Developer Studio」(「Delphi」、「C++ Builder」、「C# Builder」を含む)、「JBuilder」(Eclipseベースの「Peloton」を含む)、「Turbo」、「Interbase」の4種類がそれだ。

 ボーランドは今年2月、開発ツール部門の売却計画を発表した。その背景には、EclipseによってIDEのコモディティ化が進み、商用IDEの市場が衰退したという事情があった。同社は売却目標を9月に設定していたが、結局、9月を過ぎても売却は実現しないままだった。

 ボーランドの社長兼CEOであるトッド・ニールセン氏は、14日の記者会見で、「申し出は多数あったが、いずれも当社の製品ラインの価値を正当に評価しているとは思えないものばかりだった。検討した結果、われわれは開発ツール部門をコードギアとして完全子会社化することにした。当社の顧客、株主、従業員にとっては、それが最善の策だと思ったからだ」と語った。

 同氏によれば、ボーランドとコードギアは今後、相互に連携/協力していくが、いずれは、ボーランドはアプリケーション・ライフサイクル管理(ALM)市場にフォーカスを絞り、コードギアのほうはソフトウェア開発をターゲットにするとしている。

 コードギアのCEOには、1年前からボーランドの開発ツール部門に所属しているベン・スミス氏が就く予定。子会社化の手続きは来年初頭までに完了する見通しだという。

(ポール・クリル/InfoWorldオンライン米国版)






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