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[米国]
マイクロソフト、FirefoxのCardSpaceプラグインを提供へ

(2006年11月17日)

 米国マイクロソフトは、オープンソースのWebブラウザ「Firefox」を同社のアイデンティティ管理技術「CardSpace」に対応させるプラグインを開発する。

 このプラグインはマイクロソフトのオープンソース・ソフトウェア・ラボで開発され、最終的にオープンソース・コミュニティ向けに提供されると、同ラボのプログラム・マネジャーを務めるハンク・ジャンセン氏は11月15日、スペインのバルセロナで開催されたコンファレンス「TechEd: IT Forum」で述べた。

 「われわれはFirefoxのCardSpace拡張を作成しており、モジラ・ファウンデーションはわれわれの取り組みを大歓迎してくれた」とジャンセン氏。

 CardSpace(旧称InfoCard)は、ユーザーがWebサイトに提供する個人情報を容易に管理できるようにすることを目的としている。マイクロソフトはCardSpaceを、ユーザー名とパスワードを代替し、フィッシングなどのオンライン詐欺に対する優れた対策を提供するものとして推進している。

 CardSpace技術はWindows Vistaに含まれており、個人情報をユーザーのコンピュータに保存する仕組みになっている。マイクロソフトがアイデンティティ管理技術として最初に手がけたPassportは普及しなかったが、その一因は、ユーザーの情報を同社のサーバに保存する方式を採用したため、プライバシーに関する懸念を引き起こしたことにあった。

 FirefoxのCardSpace拡張を開発する取り組みは、Firefoxを配布するモジラ・ファウンデーションとマイクロソフトが進めている協力作業の一環だとジャンセン氏は述べている。

 マイクロソフトによると、FirefoxのCardSpaceプラグインの完成時期と配布方法は現時点で未定。

(ジェレミー・カーク/IDG News Service ロンドン支局)






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