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[米国]
マイクロソフト、グラフィックス・ツールのスイート製品を来年半ばにリリース
(2006年12月05日)
マイクロソフトは12月4日、以前から開発を進めていた同社初のグラフィックス・ツール・スイート製品を来年半ばにリリースすると発表した。
「Expression Studio」と呼ばれるこのスイート製品は、来年の第2四半期に出荷される見通し。4つのツールからなり、599ドルで販売される予定だ。
当初、Expression Studioは3つのコンポーネントのスイートとして今年末に出荷される予定だった。だが、マイクロソフトが6月に獲得した写真管理ツール「iView MediaPro」も、同スイートの一員として追加されることになった。
iView MediaProから「Expression Media」へと名前を変えた同ツールは、現在、マイクロソフトのWebサイトからトライアル版をダウンロードするか、299ドルで購入することが可能だ。このうち、購入を選択したユーザーは、Expression Studioが来年出荷されたときに無料でアップグレードできる。
一方、インタラクティブ・デザイン・ツールとして位置づけられている「Expression Blend」も、4日に最新のベータ版が公開された。同ツールの製品版は499ドルの予定で、統合開発環境「Visual Studio Standard」がバンドルされるという。
また、マイクロソフトが販売を中止した「FrontPage」の後継製品となるWebページ作成ツール「Expression Web」も同スイートに含まれている。こちらも、60日間試用できるトライアル版を同社サイトからダウンロードするか、299ドルで購入することができる(FrontPageユーザーは99ドルでアップグレード可能)。
残る1つは、アドビ システムズの「Adobe Illustrator」に似たグラフィックス・デザイン・ツール「Expression Design」である。これは、従来は「Acrylic」と呼ばれていたツールで、4日にはCTP(Community Technical Preview)版の公開も始まっている。
マイクロソフトによると、Expression Studioに含まれる各ツールのユーザー、もしくはVisual Studio(Standard以上)のユーザーやMSDN(Microsoft Developer Network)のメンバーは、同スイートをアップグレード価格の349ドルで入手できるという。
Expression Studioと同時に、マイクロソフトは「.NET Framework 3.0」、および「Windows Presentation Foundation Everywhere(WPF/E)」のCTP版についても提供を開始したと発表した。
WPFは、プログラマーとデザイナーのコラボレーションを支援する.NET Framework 3.0のグラフィカル・サブシステムで、グラフィカルな要素とスクリプト駆動型インタラクティビティの土台となるコード・ベースを作成する。WPF/Eは、こうしたWPFの機能をWindows以外のOSでも利用できるようにするプラグインで、来年第1四半期にリリースが予定されている。
(エリック・レイ/Computerworld オンライン米国版)


