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[米国]
モジラ、次期Firefoxを初公開
(2006年12月11日)
米国モジラ・コーポレーションは12月8日、次期Firefoxを初めて公開した。関係者によると、このFirefox 3.0の正式リリースは1年先になる見込みだ。
今回公開されたのは、「Gran Paradiso」という開発コード名で呼ばれているFirefox 3.0の最初のアルファ版。開発者向けであり、一般ユーザー向けではなく、初期バージョンをいじるのが好きなマニア向けでもないという。
現行のFirefox 2.0が正式リリースされたのは、今からわずか6週間前だ。しかし、モジラのエンジニアリング担当バイスプレジデント、マイク・シュレプファー氏によると、Firefox 3.0の開発は1年以上前から始まっていたという。
Firefox 3.0は2007年末までに正式リリースされる予定だ。その特徴の1つはグラフィックス機能の強化にある。「Gran Paradisoは、SVG(Scalable Vector Graphics)やHTML Canvas仕様などのグラフィックス規格をサポートしている。これは非常に大きなアーキテクチャ上の変更であり、パフォーマンスの改善に寄与するはずだ」とシュレプファー氏は語った。
Firefox 3.0は、「Cairo」と呼ばれるグラフィックス・ライブラリもサポートする。これは、レンダリング・エンジン「Gecko」に搭載されるWebページのブラウジング/印刷機能で、Windows PCやMacintosh、PDAなどでのWebページの見え方を統一するためのものだ。
Firefox 3.0の開発チームはブラウジングやブックマーキング、プライバシー機能の改良を目標に掲げているが、シュレプファー氏によると、それらを実現するにはまだかなりの時間が必要だという。「ユーザー向けの機能について話すのは、まだちょっと早い」と同氏は述べている。
(ロバート・マクミラン/IDG News Service サンフランシスコ支局)
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