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[米国]
コグノス、IBM/ヤフーの企業向け検索エンジンへのリンクを追加──構造化/非構造化データを同時収集
(2006年12月25日)
カナダのコグノスは、同社のBI(ビジネス・インテリジェンス)ツールに、IBMとヤフーが共同開発した企業向け検索ツールを連結するリンクを追加し、構造化データと非構造化データの同時収集を可能にしたと発表した。企業ユーザー幹部らは、こうした複合検索機能によって業務の意思決定に必要な重要データをより迅速に収集できると評価している。
IBMとヤフーが12月13日に公開したエントリー・レベルの無料検索ツール「IBM OmniFind Yahoo Edition」は、アドビシステムズのPDFやマイクロソフトのWord、Excelなど200種類以上のファイル形式をサポートし、最大50万個のドキュメントをインデックス化できる。
コグノスによると、同社が今年春に公開した「Cognos 8 Go Search」エンジンを使えば、リポートやスコアカード、ダッシュボードに格納されたBIデータを迅速に見つけることができるという。
今回、Cognosツールに追加された新インタフェースにより、両エンジンを使って単一の検索を行うことができるようになる。
Cognos BIツールのユーザーで、アルストン&バード法律事務所のプログラミング・アナリスト、ジョエル・シルバーマン氏は、IBM/ヤフーが提供するエンタープライズ検索ツールをサポートしたことで、企業ユーザーは複数のソースのデータをより迅速に収集できるようになると評価する。
「ドキュメントやスプレッドシート、イントラネット・サイトといったさまざまなソースを検索する能力は、(BIツールの)実質的な価値を高める。この新ツールがインターネット検索エンジンと同じようにシンプルに機能すれば、企業ユーザーのエクスペリエンスは飛躍的に効率的になるだろう」(シルバーマン氏)
デルモンテ・フーズの業務システム/意思決定支援担当ディレクターのアンディ・ウォジェウォトカ氏も、これらの検索エンジンの連携によって、Cognos BIツールに統一している同社の意思決定プロセスが改善されると説明する。
ウォジェウォトカ氏によると、デルモンテは現在、独自の方法を用いて非構造化データを収集し、ユーザー向けのドキュメントとしてまとめて提供しているが、そのアップデートはかなり困難な作業を伴うという。「検索エンジンを用いて現在利用できない情報にアクセスできるようになれば、当社にとってはとてつもない利益になる」(同氏)
コグノスは今年4月から、同社の検索ツールと、非構造化データを検索できる「Google Search Appliance」を連携させるリンクを提供し始めた。しかし、このリンクを利用するためにはGoogleアプライアンスを購入しなければならず、IBM/ヤフーのツールと同等の機能を利用するには少なくとも3万ドルが必要になる。
ハイペリオン・ソリューションズやビジネスオブジェクツ、インフォメーション・ビルダーズといった他のBIベンダーもGoogleアプライアンスのサポートを追加している。
IDCのアナリスト、ヘンリー・モリス氏は、BIと検索ツールのリンクがますます一般化しつつあるのは、企業がBIの適用範囲の拡大を切望しているからだ、と指摘する。
「総合的に見て、企業内で検索を使える人間の数は、BIツールを使える人数よりもずっと多い。(今回のリンクの追加により)こうした人々がより広範な情報への単一のアクセス・ポイントを入手できるようになり、構造化データと非構造化データの橋渡しが実現される」(同氏)
なお、コグノスの検索ツールを使用しているユーザーはIBM OmniFind Yahoo Editionとのインタフェースを無料で入手できる。
(ヘザー・ヘイブンステイン/Computerworld オンライン米国版)
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