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[ドイツ]
SAP、中規模企業向けERPパッケージ「SAP All-in-One」の新版を発表

(2007年01月17日)

 ドイツのSAPは1月16日、中規模企業向けのERPパッケージ「SAP All-in-One」の新版を発表した。

 SAP All-in-Oneは、「mySAP ERP 2005」の簡易版に当たる製品である。mySAP ERP 2005は、SAPが提唱している「エンタープライズ・サービス指向アーキテクチャ(エンタープライズSOA)」の中核となるERPパッケージだ。

 SAPのSME(中堅・中小企業)担当上級副社長、マイケル・シュミット氏によると、SAP All-in-Oneの新版を開発するにあたって最も優先したのはユーザビリティの向上だったという。その結果、新版では主要なタスクが1つの画面にまとめられ、概要を迅速に把握できるほか、別の画面にも直観的な操作で簡単に移動できるようになっている。

 また、PCライクなインタフェースと簡素化されたナビゲーションも新版の特徴だ。これは、エンタープライズSOAの主要コンポーネントである統合プラットフォーム「SAP NetWeaver」によって可能になっている。さらに新版は、ビジネス・プロセスの変更に柔軟に対応できるように設計されているという。

 そのほか、SAP All-in-Oneの新版ではCRM(顧客関係管理)機能も統合されている。加えて、リポーティング機能が改良され、すべてのビジネス・プロセスから情報に直接アクセスすることで業務状況を包括的に把握できるようになった。「Microsoft Excel」との統合機能が強化されたことで、定型/非定型のリポートも作成しやすくなっている。

 SAPは、SAP All-in-Oneの新版と同時に、その導入を支援する「SAP Best Practices」もリリースする予定だ。SAP Best Practicesが当初対応する業種は20種類だが、年内までに80種類に拡大する方針だという。

(ジョン・ブラウ/IDG News Service ドュッセルドルフ支局)






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