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[米国]
OpenOfficeとOffice 2007それぞれに対応するツールキットが登場

(2007年01月24日)

 文書ファイル・フォーマットを巡りライバル関係にある米国マイクロソフトとオープンソース開発コミュニティのOpenOffice.orgプロジェクトはそれぞれ1月23日、プロダクティビティ・スイートに対応したアプリケーションの開発を支援するツールキットをリリースした。

 OpenOffice.orgのツールキットを使えば、開発者は「Open Document Format for Office Applications(ODF)」フォーマットで文書を保存する機能を多様なアプリケーションに追加できるようになる。これまでは、文書をODFフォーマットで保存する機能を付け加えるには、アプリケーションに相当量のコードを追加しなければならなかったが、同ツールキットにより、その手間が軽減される。

 一方、マイクロソフトが提供するツールキットは、同社のプロダクティビティ・スイート「Office 2007」に対応するアプリケーションの開発を支援するためのもの。Office 2007は、ODFと競合する「Office Open XML」フォーマットをベースとしており、企業顧客向けにすでにリリースが開始されている。一般向けのリリース開始は1月30日の予定。

 同ツールキットは「Windows SharePoint Services 3.0」「Microsoft Office SharePoint Server 2007」「Microsoft Office Project 2007」に対応し、MS-Officeと連動したビジネス・アプリケーションを開発するための技術ガイダンスとサンプル・コードも提供される。

 マイクロソフトはそうしたビジネス・アプリケーションにより、企業ユーザーがOfficeの新しいユーザー・インタフェース「Microsoft Office Fluent」(23日発表)を介して、バックエンド・システムからデータにアクセスできるようにしたい考えだ。同社は開発者がOfficeと同様のルック&フィールを備えた新しいアプリケーションを開発できるよう、Fluentを無料でライセンス供与する方針という。

 国際標準化機構(ISO)は最近、ODFを標準規格として承認した。ODFはIBMやサン・マイクロシステムズなどがサポートしている。一方、マイクロソフトのOffice Open XMLフォーマットは最近、国際標準化機関のECMA(欧州電子計算機工業会)に標準規格として承認されたが、まだISOの承認は得られていない。

(エリザベス・モンタルバノ/IDG News Service ニューヨーク支局)






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