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[米国]
マイクロソフト幹部、Office 2007の使いやすさを強調――ITスタッフの負担は軽減される!
(2007年02月05日)
「Office system 2007」は、従来のOffice製品群と比較してユーザー・インタフェース(UI)が大幅に変更されている。そのため企業のIT管理者からは、導入前にはエンドユーザーのトレーニングが必要であり、従来のアップグレードよりも慎重に行うべきだとの意見が挙がっている。
しかし、米国マイクロソフトのビジネス事業部製品管理グループ担当バイスプレジデント、クリス・カポセーラ氏は、ComputerWorld米国版の取材に対し、Office system 2007を導入する際にエンドユーザー・トレーニングなど必要ないと力説。むしろ、IT管理者の負担は軽減されると主張する。
その論拠は何か。以下、カポセーラ氏との一問一答を紹介しよう。
――Office system 2007を導入する前には、エンドユーザーに対してトレーニングが必要だと懸念するIT管理者がいる。それに対してどう考えているか。
われわれはOffice system 2007のベータ・テストを2005年11月から実施し、早い段階から新UIを公開してきた。Office system 2007、Windows Vista、Exchange Server 2007のベータ版は世界で500万以上配布され、10億以上のフィードバックがあり、それらを製品開発に反映させている。これらのフィードバックを見るかぎりでは、そのような懸念は杞憂に終わると考えている。
当社が調査した興味深い報告書がある。一般的なOfficeユーザーが、2日間Office system 2007を利用して仕事をすると、「もう、古いOfficeには戻れない」という感想を持つ。一方、「Excel」などを駆使している財務のエキスパートたちは、2週間使いこなしたあとで「今後もOffice system 2007で作業をしたい」という感想を持つ。それがすべてを物語っているだろう。
また、Office system 2007はヘルプ機能が充実している。これを活用すればIT管理者の負担を軽減できる。
――Office system 2007のヘルプ機能を利用すれば、エンドユーザーのトレーニングは必要ないということか。
そのとおりだ。試しにIT管理者の方は、自分たちが管理できる規模の小グループでOffice system 2007を試験的に導入し、実際にサポートしてほしい。そうすれば、管理者の懸念は払拭されるだろう。
――Office system 2007のヘルプ機能の特徴は何か。
インターネットに接続されている環境であれば、Office system 2007に搭載されているヘルプ・メニューと、オンライン上のヘルプ情報とをシームレスに利用できる。以前のOfficeでも同様の機能は存在していたが、Office system 2007ではインターネットに接続するかどうかをワンクリックで選択することが可能だ。
――Office system 2007で導入された「リボン」とは何か。リボンを利用することで、ユーザーが得られるメリットは何か。
リボンとは、今までのメニューとツールバーに代わるものだ。従来は下に伸びるメニューと積み重ねられるツール・バーが“棒状”に存在したが、リボンでは重要な機能や使用頻度が高い機能のアイコンが大きくなり、“帯状”にまとめられている。
リボンの設計時には、利用頻度が高い機能を目立たせるよう細心の注意を払った。フォントを変更する、ドキュメントを印刷する、ファイルを開くなど、常に利用する機能が直感的に使えるように設計した。
約1年間実施したベータ・テストでは、85%のユーザーがOffice 2003よりもOffice system 2007のほうがはるかに使いやすく、生産性も向上すると回答している。Office system2007を導入した企業のIT管理者は、自分たちの予想よりも、ユーザーが新UIを使いこなせることに驚くだろう。
(キャロル・スリワ/Computerworld オンライン米国版)
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