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[米国]
オラクル、インメモリRDB「TimesTen R7」を発表――タイムステン買収後初のメジャー・リリース
(2007年02月14日)
米国オラクルは2月13日、インメモリRDB(リレーショナル・データベース)の最新版「Oracle TimesTen In-Memory Database Release 7」を発表した。
同製品は、オラクルが2005年に買収したタイムステンの「TimesTen」を基に開発されたRDBで、今回が買収後初のメジャー・バージョンアップとなる。同バージョンでは、新たにリアルタイム・キャッシング機能や「Oracle Database 10g」との連携機能などが追加されている。
ベースとなった「TimesTen」は、アプリケーションとともに中間層で機能し、データをメイン・メモリ内に格納するデータベースである。データの読み出しがディスクの場合よりもすばやく行えるため、金融サービスや電気通信など、きわめて迅速な応答が求められる業界で使用されている。オラクルのシニア・バイスプレジデントで元タイムステンのCEO(最高経営責任者)、ジム・グロフ氏によると、オラクルはタイムステンの買収後に、これらの業界に加え、小売、輸送、物流管理などの業界でも顧客を獲得しているという。
TimesTen Release 7は、リアルタイム・キャッシング機能に加え、Oracle Database 10gのデータ・タイプおよびSQL機能も搭載している。さらに50種類以上のデータベース文字セットと80種類以上の言語をサポートし、オラクルのミドルウェアである「Fusion」や、「SQL Developer」および「JDeveloper」といったツールとも連携が可能だ。
また、「Oracle Real Application Clusters(RAC)」とも統合されているので、ネットワーク接続が切断された場合でもキャッシュ内でアプリケーション処理を継続させ、接続が回復したあとでフロントエンドとデータベースを自動的に同期させることもできる。
TimesTen Release 7の価格は1CPU当たり1万2,000ドルから。ただし、インメモリRDBのサイズによって価格は異なる。
なお、TimesTen Release 7はオラクル以外のデータベースにも対応している。サイベースやIBMのデータベースでも利用可能で、「すでにウォール街に拠点を構える企業が利用している」(グロフ氏)という。
(チャイナ・マーテンス/IDG News Service ボストン支局)

