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[ドイツ]
ソフトウェアAG、SOA戦略を強化――製品拡充と企業買収で売上高を2倍に

(2007年02月22日)

 ドイツのソフトウェアAGは2月21日、SOA(サービス指向アーキテクチャ)関連製品の拡充、およびSOAベンダーの買収を計画していることを明らかにした。こうしたSOA戦略の強化により、5年以内に売上高を倍増させたいとしている。

 ドイツのダルムシュタットに本拠を構えるソフトウェアAGは、かつては「XMLカンパニー」を標榜していたソフトウェア・ベンダーだ。だが現在では、企業のITシステムをSOAベースのインフラに移行させる製品やサービスに注力していると、同社取締役会の研究開発担当役員、ピーター・クーピック氏は記者発表の場で語った。

 クーピック氏は、同社の主力製品となる「Crossvision」に言及し、「これを使えば、SOAベースのサービスと他のアプリケーションとの接続インタフェースを容易に開発できる」と述べた。このCrossvisionは、同社のSOAスイートの中にも含まれている。

 同氏はさらに、ビジネス・プロセスやITインフラのポリシー編集機能を備えたAGF(Active Governance Framework)にも触れ、その特徴の1つが、アプリケーションが既存のポリシーと競合するときに警告を発する機能にあることを説明した。

 現時点での同社の売上高はおよそ5億ユーロ(約6億5,000万ドル)だが、CEO(最高経営責任者)のカールハインツ・ストレイビッヒ氏によると、SOAにビジネスの軸足を置くことで、もっと伸びる余地が生まれるという。「5年以内に売上高を10億ユーロにまで伸ばしたい。これは現在の2倍に相当する」(同氏)

 同社広報のノルベルト・エーデル氏は、「ソフトウェア・ベンダーであり続けるというのが、われわれの基本的なスタンスだ。とはいえ、将来的には、売上げの大部分はコンサルティング・サービスから生まれるだろう」と話す。

 またエーデル氏は、成長市場でシェアを拡大するには企業買収が欠かせないと強調する。「買収対象企業、特に米国に本社を置く大規模企業は、売上高と市場シェアの増加に貢献する」(同氏)

 クーピック氏によると、すでに買収予算として7億ユーロを確保しているという。

 ドイツ・ハノーバーで来月開催される業界見本市「CeBIT」(3月15日〜21日)で、ソフトウェアAGはSOA戦略の詳細を発表する。CeBITでは、同社主催の「SOA World」イベントの中で、SOA関連製品/サービスの提供企業によるフォーラムも予定されている。

(ジョン・ブラウ/IDG News Service ドュッセルドルフ支局)






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