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[米国]
オラクル、リスク管理/コンプライアンスを支援するアプリ・スイートを発表
(2007年03月09日)
米国オラクルは今週、企業のリスク管理と財務報告のコンプライアンス(法令順守)を支援するアプリケーション・スイート「Oracle Fusion GRC(Governance Risk Compliance)」を発表した。
同スイートには「Oracle Fusion GRC Intelligence」「Oracle Governance, Risk and Compliance Manager」「Application Configuration Controls」の3製品が含まれる。
Fusion GRC Intelligenceは、企業組織データを一覧表示するダッシュボードと、各種リポート機能が搭載されている。
Governance, Risk and Compliance Managerは、ビジネス・プロセスのリスクを監視するアプリケーションである。企業のビジネス・プロセスを管理し、潜在的な弱点検知からその原因調査までを自動実行して、修正措置を講じる機能を提供する。
Application Configuration Controlsは、同社のビジネス・ソリューション製品である「Oracle E-Business Suite」内の500のコントロール・プロセスを監視し、アクセス権限違反を検知/防止する機能を提供する。
なお、Fusion GRC Intelligenceには、オラクルが昨年11月に買収したコンテンツ・マネジメント・ベンダー、ステレントの技術が採用されている。
オラクルのアプリケーション・マーケティング担当副社長、フォリア・グレース氏によると、同スイートはオラクル製品だけでなく、他社のビジネス・アプリケーションにも対応するという。
衛星/無線通信機器メーカーのバイアサット(カリフォルニア州)でビジネス・システム担当マネジャーを務めるアーロン・セイガー氏は、同スイートをSOX法(米国企業改革法)に対するコンプライアンスの構築に役立て、社内の作業を自動化したい意向だ。
現在、バイアサットは財務統制の作成にあたり、「E-Business Suite 11i」の「Oracle Internal Controls Manager」を使用している。セイガー氏は、GRC Configuration Controlsを導入して、作業プロセスのルールを策定し、そのルールにのっとった順序で確実に業務を遂行したいとしている。
GRC Configuration Controlsには、策定したルールに違反した操作があった場合に、事前に設定した担当者のアドレスにアラートを送信する機能が搭載されている。例えば、権限のない従業員が買掛金ポリシーを変更しようとした場合には、あらかじめ設定された担当従業員にアラートが送信され、その変更を未然に防止できるというわけだ。
なお、同スイートに含まれる3製品は今年中にリリースされる予定。価格はユーザー1人当たり995ドルからとなっている。
(マーク・ソンジニ/Computerworld オンライン米国版)
- 米国オラクル
- http://www.oracle.com/
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