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Googleの秘密――検索結果ランキングの“隠し味”に迫る
SEO専門家を悩ませるトップ検索エンジンの謎
(2007年04月11日)
創造性と豊富な情報がサイトの価値を押し上げる
グーグルのカッツ氏は、検索結果の上位にランクインするWebサイトを作るのはとても簡単だと言う。「目をくぎづけにする、あるいは読み手がブックマークを付けたがるようなコンテンツを作成すればよい」と、同氏は当たり前のことを強調する。
例として、カッツ氏は2つの英和翻訳サイトを挙げた。一方のサイトはまるで小冊子のようで、4〜5ページしかない。もう一方のサイトは、英語の氏名を日本語に訳す方法や日本のさまざまな方言について紹介しており、こちらのほうが上位にランクインするはずだと同氏。「人々をつなぎとめるのは創造性と豊富な情報なのだ。このような魅力的なコンテンツこそ、Google検索でのランキングを高める秘訣だ」(同氏)
音響装置とコンサルティング/デザイン・サービスを事業としているプロ・アコースティクスUSAは、グーグルのガイドラインに従い、レッドアルケミの協力を得て、より上位にランキングされるようWebサイトを作り直したところ、過去4年間でアクセス数が毎年2倍ずつ増えたという。
同社の社長兼CEO、エメリー・ケルテス氏は、上位ランクを獲得するためには、titleタグやmetaタグを含めて関連情報を正しく設定することが必要だと力説する。
同氏のサイトは、カテゴリー内でほぼ常時トップ10以内にランクされている。だが、今のランキングに満足しているわけではない。「満足している人などだれもいない。順位は高ければ高いほど良い。どこの会社も、順位を上げて収入に結び付けようと必死なのだ」と同氏は話す。
ところで、Google検索結果のトップ5以内にランクインするポーカー・サイトを開発すれば1,000万ドルを支払うというオファーの件だが、フィシュキン氏は「まだ様子見の段階だ」と慎重だ。
「開発にかかる手間と時間を考えると、ほかの多くのプロジェクトや顧客を見捨てることになりかねないし、そこまでしてもトップ5にランクインできるかどうかの保証はない。おそらく、このオファーは断ることになるだろう」(同氏)
グーグルが科すペナルティ
ブラックハットのサイトに対するグーグルのペナルティを熟知しているSEOの専門家は、ばかげたやり方でランクを上げても、グーグルの目をかいくぐることはできないと指摘する。
グーグルがサイトを評価する際に重視するのは、ユニークなコンテンツだ。大量のコンテンツを掲載し、頻繁に更新することも勧めている。そのほかの重要な要素としては、タイトルと本文にキーワードを含めること、リンク先のページに外部リンクを張ること、およびその分野におけるサイトのリンク人気度がある。
SEOmozの社長兼CEO、ランド・フィシュキン氏によると、Webサイトへのリンクの価値に最も影響を与える要素は、リンクのアンカー・テキスト、リンク先ページへの外部リンク、およびリンクされているサイトの世界的な人気度だという。また、「.edu」や「.gov」、「.mil」といったドメイン拡張子は、「.com」や「.net」よりもウェイトが高い。
一方、グーグルが評価を下げたり、ペナルティを科したりする手法は次のとおりだ。
・キーワード・スパム:関連性があると思わせるため、キーワードをスタッフィング/スタッキングしたり、過剰に使ったりすること
・リンク・ファーム:サイトへの無関係なリンクを多用すること
・サイトのクローキング:グーグルのクローラに、まったく異なるサイトを認識させるようサイトを作成すること
・サイト内の隠し文字:背景に白のフォントを使うことなど
・重複コンテンツ:サイトに重複コンテンツが多すぎること
・過剰に最適化したサイトや、過度にマークアップしたコンテンツ:クローラに見出しのテキストを重要だと判断させるよう、本文の代わりにたくさんの見出しを入れること
では、こうした手口に対し、グーグルはどのようなペナルティを科すのか。レッドアルケミの社長兼CEO、アトゥール・グプタ氏によると、通常はランクを大幅に下げられるという。「検索結果の1ページ目にランクインしていたものが、10ページ以降に順位を下げられることが多い」と同氏は話す。
あるいは、補助インデックス、つまりグーグルが優先度なしと判断したインデックスに当該サイトが置かれることもある。グーグルによれば、その場合はWebサイトの注目度がぐんと低くなるが、グーグルのガイドラインに沿って修正すれば、再申請も可能だという。
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