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[国内]
マイクロソフト、大企業向けSOA導入支援サービスの提供を開始
分析設計サービス「クイックスタート」から実装までを網羅
(2007年04月10日)
マイクロソフトは4月9日、大規模企業向けのSOA(Service Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャ)導入支援サービスの提供を開始すると発表した。ユーザー企業の既存のシステムや業務の分析から、 SOAに基づくシステムの実装・運用に至るまでを同社が一貫して請け負うことを目指すもので、その第1フェーズとしてSOA分析設計サービス「クイックスタート」が提供される。
| マイクロソフト 執行役専務 エンタープライズビジネス担当 平井康文氏 |
サービスの核となるのは、マイクロソフト日本法人発の取り組みとして開発されたVIM(Variability Isolation Methodology)と呼ばれる分析設計手法。SOAの導入によって改善できる領域の選定や整理、サービス候補の抽出、そして実装技術の整理などをユーザー企業のシステム環境や業務内容に即して行うという。同社執行役専務でエンタープライズビジネス担当の平井康文氏は、「単なるSOAのメソドロジーやコンセプトの提示ではなく、実装にまで直接、当社がかかわる導入支援サービスである」と、競合他社が提供する類似のサービスとの違いを強調した。
サービスの詳細説明にあたった同社Mission Critical and Advancedシステム部のマイケル・ダイクス氏によると、今日、見られるSOAの導入パターンは、概して「ビッグバン」的で、ユーザー企業の実情に合った段階的な導入が困難であるという。同氏は、「マイクロソフトの提供するサービスはトップダウン・アプローチながら段階的な導入が可能である」とし、ユーザー企業のビジネス・プロセスの可視化やサービスの抽出/モデリング、導入ロードマップの整理といった一連の評価作業を約3カ月間で完了させるクイックスタート・サービスの優位性をアピールした。なお、約3カ月という短期間でSOA分析設計サービスを提供するのは「日本初」(ダイクス氏)になるという。
| クイックサービスの核となる分析設計手法「VIM」の概要 |
今回のサービスの正式提供の準備段階として、マイクロソフトは 2005年春より、国内の大規模企業15社に対して、SOAの導入提案/支援を行ってきた。業種は金融、製造、運輸、通信など多岐にわたり、このプロジェクトを通してVIMを完成させたという。2006年7月には、SOAに特化したコンサルテーション部門であるMC&A(Mission Critical & Advanced System)を設立、ユーザー企業に向けたトータル・サポート体制の構えを強化している(マイクロソフト執行役/エンタープライズサービス担当の平野拓也氏)。同社は、同サービスの受注目標として、今後2年で50社という数字を挙げている。
(高山哲司/Computerworld)
実装技術/製品の選定は全体像を明確にした後に

