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[国内]
ウイングアーク、「フロント業務系帳票」の推進に向けた新製品を発表

設計の入出力を統合する「Design Converter」とXPSに対応した「SVF for XPS」の2製品

(2007年04月13日)

 ウイングアーク テクノロジーズは4月12日、東京都内で記者発表会を開き、帳票システム運用における入出力の設計環境を統合するソフトウェア「Design Converter」と、マイクロソフトの新たな電子ドキュメント形式「XPS(XML Paper Specification)」に対応した帳票出力ソフトウェア「SVF for XPS」の2製品を発表した。

ウイングアーク テクノロジーズ 代表取締役社長、内野弘幸氏

 同社は、2007年度の帳票事業のキーワードとして「帳票INNOVATION」を掲げている。これは、基幹系の帳票システムだけではなく、保険帳票や旅行日程プランといった、顧客と向き合うフロント業務系の帳票システムも推進していくというメッセージである。同社代表取締役社長の内野弘幸氏は、「フロント業務での帳票運用は、今はまだメジャーではないが、数年後にはもっと標準的なものになる」と語り、新たな市場を切り開く第1弾として両製品を位置づけているとした。

 Design Converterは、出力帳票と同じ入力画面を容易に作成することを可能にする。これは、同社の帳票開発ソフト「SVFX-Designer」と、帳票入力フォーム作成ソフト「StraForm-Designer」による両設計環境を、XMLを用いて統合することで実現されたと同社は説明。帳票を修正する際には、入力/出力どちらの設計環境からでも修正が反映されるという。

同社マーケティング部 部長、谷口功氏

 同社マーケティング部 部長、谷口功氏は、「以前、あるゼネコン企業から、入力/出力/参照フォームの3つを作成したいという要望があった。入出力の設計環境を統合するDesign Converterを利用すれば、その際の開発工数は単純計算で3分の1になる」と、同製品の利用によって得られる効果の一例を挙げた。

 一方のSVF for XPSは、同社において「次世代WEB帳票」と位置づけられている。これは、Webベースの帳票を、入力から出力までを一気通貫型で作成しようというコンセプトで、同社は、Web環境からの帳票出力に主眼を置いていたこれまでの製品との違いを強調した。

 同製品は、Windows Vistaや2007 Microsoft Office systemでサポートされているXPSファイル形式での帳票出力が可能。XPSに対応したことで、クライアント・ユーザーは、ActiveXなどの特定のプラグイン/アドオン・ソフトを用いずに、ブラウザ上で帳票を表示・印刷できるようになる。なお、XPSファイルは、帳票データと検索用インデックス・データを共に持つことができるため、文書管理サーバとの連携も容易に図れるという。

同社帳票事業の全体像。2007年から製品とサービスを明確に分けている

 Design Converterの価格は20万円で、出荷開始時期は今年5月末。SVF for XPSの価格はWindows版/Linux版が80万円、UNIX版が120万円で、出荷開始時期は今年7月末。また、ウイングアークによれば、現在、同社はSVF for XPS専用のビューワやマルチOSに対応した製品を開発中であり、それらを2007年下半期にはリリースしたいとしている。

(山上朝之/Computerworld)






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