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[米国]
EMC、メール・アーカイビング・ソフトの新版を発表
ユーザー主導型のアーカイビング機能で「電子開示」などを支援
(2007年04月17日)
米国EMCは4月16日、メール・アーカイビング・ソフト「EmailXtender」、およびファイル・アーカイビング・ソフト「DiskXtender」の新版を発表した。
今回の新版により、民事訴訟関連の連邦規則に基づく電子証拠開示手続きといった厳格なルールを順守することが容易になると、EMCの上級製品マーケティング・マネジャー、ケリー・ファーガソン氏は強調する。
「今、多くの企業が社内にある膨大な量の電子メールと格闘している。こうした状況を改善し、きちんとデータを管理して、訴訟になったときに慌てることなく対応できるよう支援するのが、まさにこれらの製品だ」(ファーガソン氏)
新版のEmailXtender 4.8を使えば、保存期間があらかじめ設定されたMicrosoft Exchange/Lotus Dominoユーザー用のメール・アーカイビング・フォルダを作成することができる。ユーザーは、ビジネスにとって重要と思われるメールを、これらのフォルダにドラッグ&ドロップすればよい。フォルダに格納されたメッセージは、ユーザーの受信箱に表示され、プロジェクトの必要性に応じて複数のユーザー間で共有することが可能だ。
ファーガソン氏は、これまでは自動化がメール・アーカイビングの基本形態だったとしたうえで、EmailXtender 4.8はユーザー主導型のメール・アーカイビング機能をサポートしていると説明する。
「当社がEmailXtenderに付け加えたのは、コンテンツに関する詳細な知識に基づき、ビジネス関係の記録としてアーカイビングすべきものをユーザー側で判断できる機能だ。欧州企業の一部では特にそうだが、ユーザー主導型のアーカイビング機能が自動キャプチャ機能に取って代わりつつあり、今後はユーザーがアーカイビングの主導権を握るようになると思われる」(ファーガソン氏)
ユーザーに電子メールのアーカイビング作業を任せるという考え方が有効なのかどうか、現時点で即断することはできず、自動アーカイビング機能を置き換えることの可否についても同様だ。しかし、メールとビジネスとの関連性を判断する際にユーザーが中心的な役割を担うというEMCのモデルを活用すれば、民事訴訟や法的保全などの場面で司法関連の支出を節減できる可能性はある。
「今後は、開示すべき証拠メールを持っているユーザーにフォルダの管理を任せようとする企業も現れるだろう。メールは管理者の側で集めておき、無期限または訴訟が終わるまで保全することができる」と、ファーガソン氏は語る。
EmailXtender 4.8には、ソースのある場所において、コンテンツを取り込む段階からメールのアーカイビング作業を監視できる管理者用ツールも搭載されている。また、アーカイビングされているメールとログ・ファイル/受信箱を比較できる機能も備わっている。
一方、ファイル・アーカイビング・ソフトのDiskXtenderは、使われていないデータを業務用のストレージ・システムから優先度の低いストレージ・デバイスに移行させる作業をサポートする。
ファーガソン氏によると、新バージョンとなるDiskXtender 6.2では、データ移行中にファイルのフルテキスト・インデックスを作成できるようになっており、アーカイビングされている文書のテキストとメタデータを検索して、その適合性を検証することが可能だという。
EmailXtender 4.8は5月21日に出荷が開始される予定だ。DiskXtender 6.2のほうは、すでにWindows対応版が出荷されている。
(ジェーソン・スナイダー/InfoWorld オンライン米国版)
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