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[世界]
ITガバナンス評価標準フレームワークの新版「COBIT 4.1」が公開

(2007年05月11日)

 ITガバナンスの取り組みの強化と、それらのコントロール(管理)が法律や業界の規則に準拠していることを監査人に証明したいと考えるIT管理者は、今週公開された「COBIT(Control Objectives for Information and related Technology)」の新バージョンをダウンロードするとよいだろう。

 情報システムコントロール協会(ISACA:Information Systems and Audit Control Association)がITガバナンス規格の推進を目的として1998年に設立したITガバナンス・インスティチュート(ITGI:IT Governance Institute)は今週、COBITの最新バージョン4.1を公開した。

「COBIT 4.1」のブローシャーの表紙

 ITGIによると、新バージョンには、パフォーマンスの追求や結果の評価を含むパフォーマンス測定基準の拡充、マネジメントにフォーカスしたコントロール手法の改善、社内ポリシーおよび契約要求事項の順守に関するガイダンスのアップデートなどが含まれる。

 ITGIのCOBIT運営委員会の委員長を務めるロジャー・デブレセニー氏は、声明の中で、「新しいフレームワークは、ITによるビジネス目標の達成をサポートし、ビジネスとITを確実に連携させ、ITの効率と有効性を高める」と述べている。

 COBITが提示するベスト・プラクティスは、企業がITガバナンスのフレームワークを規定する際に役に立つ。同規格は、ビジネス・アカウンタビリティ(説明責任)と、それに付随するポリシーおよびその監査を念頭に策定されている。

 例えば、COBITは財務システムがデータの品質を損なう不正なデータや行為を排除することを保証するのに利用できるなど、SOX法(企業改革法)をはじめとする法令や業界の規則を順守していることを証明するのに効果を発揮する。

 こうした理由から、COBITはITIL(IT Infrastructure Library)など他のベストプラクティス・フレームワークと組み合わせて、プロセスの追跡や文書化、法令の順守や監査を管理する仕組みとして利用されている。

 COBIT 4.1は、ITIL Version 3と同様に、先進的な企業がITガバナンス・フレームワークを実装する際に経験した内容も盛り込まれているという。

 「新バージョンは、実際にフレームワークを使ってITガバナンスの改善に取り組んでいる世界中のマネジャーの実践的な経験に基づいて開発されており、現場での効果が実証されている」(デブレセニー氏)

 COBIT 4.1は、ISACAのサイトから無料でダウンロードできる。

(デニス・ドゥビー/Network World オンライン米国版)






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