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[米国]
マイクロソフト、ホスティング型のマッシュアップ・ツール「Popfly」を発表
非プログラマー向けでベースはSilverlight技術
(2007年05月21日)
米国マイクロソフトは5月18日、マッシュアップ・コンテンツやリッチなWebページの作成を支援するホスティング型の開発ツール「Popfly」を発表した。同社では、Popflyを非プログラマー向けと位置づけており、コードを書く必要はまったくないとアピールしている。
マイクロソフトの非プロフェッショナル・ツール担当リード・プロダクト・マネジャー、ダン・フェルナンデス氏は、Popfly(旧称:Project Springfield)について、「Webページ、マッシュアップ、ガジェットをオンライン上で作成できるツールだ。Popflyの目標は、プログラミング経験がまったくない人に対しても、ダイナミックなWebページを構築できる斬新なツールを提供することにある」と説明する。
現時点でPopflyはアルファ版の段階にある。マイクロソフトは正式版のリリース時期を明らかにしていない。
Popflyは、レゴを組み立てるのと同じ要領でアプリケーションを作成できるよう、「ブロック」と呼ばれるコンポーネントを提供している。「ブロックは、非常に複雑な機能群を含むラッパと考えていただければよい。例えば、Ajaxを利用したHTMLベースの地図サービス『Virtual Earth』や、マルチメディア表示技術『Silverlight』をベースとするビデオ・プレーヤがブロックに含まれる」(フェルナンデス氏)
またフェルナンデス氏によると、Popflyを利用すれば、Windows Live SpacesやFlickrで公開されている写真をスライドショウの形で表示するアプリケーションを容易に作成できるという。
「ポイントは、こうしたアプリケーションを、コードを一切書かずに作成できることだ。文字どおり、使いたいブロックを組み合わせれば、意図したWebアプリケーションが出来上がる」とフェルナンデス氏は説明する。Popftyは、マイクロソフトのSilverlight技術を基盤としている。
3Dビジュアル化コンポーネントなどのPopflyアプリケーションをブログに埋め込むことも、MetaWeblog APIを使えば可能になる。PopflyをマイクロソフトのVisual Studio Expressで拡張し、アプリケーションを共有できるようにすることもできる。
Popflyには、コンテンツ作成者の交流を促進するソーシャル・ネットワーキングの要素も盛り込まれている。これについてフェルナンデス氏は、「YouTubeのようなビデオ共有を可能にするものだ。クリエーター同士でPopflyアプリケーションの公開などが行える」と述べている。
また同氏は、Popflyがサポートするマッシュアップ機能により、ユーザーは例えば、Amazon.comの電子商取引アプリケーション上の自分の情報と、写真やRSSフィードなどをリンクすることができると説明した。
マイクロソフトはPopflyを通じて、SilverlightやWindows Live Servicesといった技術の普及を促したい考えだ。「これらの技術のキラー・アプリがPopflyから生まれるかもしれない」とフェルナンデス氏は期待を寄せている。
Popflyは無料で提供されるが、既存ユーザーから招待を受ける必要がある。マイクロソフトでは、2,000人のユーザーをPopflyコミュニティに招待するとしている。
(ポール・クリル/InfoWorld オンライン米国版)
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