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[米国]
グーグル幹部が語る、プレゼン・ソフトの戦略的価値
企業ユーザー向けサービス拡充の一環として「Google Apps」に追加
(2007年06月15日)
米国グーグルでエンタープライズ事業部の製品管理担当ディレクターを務めるマシュー・グロッツバック氏は今週、今年中にリリースが予定されているプレゼンテーション・ソフトの詳細と、その戦略的位置づけについて語った。
グロッツバック氏によると、プレゼンテーション・ソフトは「Google Apps」に包含されているワープロ・ソフト&表計算ソフトの「Docs&Spreadsheets」の1機能として追加される予定で、単体のソフトとしては提供しない方針だという。
「プレゼンテーション・ソフトは、ドキュメント作成機能を発展させたものだ。単体のソフトとして開発するほどのものではない」(グロッツバック氏)
Google Appsは、グーグルが提供するホスティング型アプリケーション・スイートである。Docs&Spreadsheetsのほか、電子メールの「Gmail」、IM(インスタント・メッセージ)の「Talk」、Webページ作成ツールの「Page Creator」、スケジュール/タスク管理用の「Calendar」などが提供されている。
Google Appsには、企業ユーザーを対象とした「Google Apps Premier Edition」がある。これはGoogle Appsが提供するソフトのほか、多機能携帯電話「BlackBerry」でのGmailのサポート、企業の既存システムとGmailなどを統合するAPI(Application Programming Interface)の提供、電話によるサポートなどが含まれている。価格は1ユーザー当たり年間50ドルで、同社は企業ユーザーが必要とするサービスを、低価格で提供できると強調している。
プレゼンテーション・ソフトは、企業ユーザーにとって重要なソフトである。Google Appsにプレゼンテーション機能が追加されることで、Google Apps Premier Editionの普及に拍車がかかる可能性もある。
また同社は5月末に、「Google Gears」も発表している。これは、サーバと通信しながら動作するWebアプリケーションを、ネットワークに接続されていない状態でも利用可能にする技術である。
Google Gearsの登場でグーグルは、「ホスティング型アプリケーションは、ネットワークに接続していなければ利用できないという最大の課題を克服した」としている。
ただし同社は、Google Appsの機能強化は、マイクロソフトの「Office System」や米国IBMの「Lotus Notes」といった、既存製品に対抗するためではないとしている。
「われわれの目標は自社のサービスを強化し、ユーザーに効率的なコミュニケーションとコラボレーション環境を提供することだ」(グロッツバック氏)
(ジョン・フォンタナ/Network World オンライン米国版)
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