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[米国]
Linux版Silverlight「Moonlight」のアルファ版はほぼ完成――開発責任者が明らかに
数週間以内に試用版配布へ
(2007年06月26日)
「Moonlight」の開発を手がける、米国ノベルの開発者用プラットフォーム担当副社長で.NET FrameworkのLinux/UNIX版開発責任者のミゲル・デ・イカーサ氏は6月25日、Moonlightのアルファ版がほぼ完成したことを明らかにした。
Moonlightとは、米国マイクロソフトのWebブラウザ向けメディア再生プラグイン・ツール「Silverlight」のLinux版である。
マイクロソフトはSilverlightについて、米国アドビ システムズの「Adobe Flash」と同様のインタラクティブWeb機能と、米国アップルの「QuickTime」よりも優れたストリーミング・ビデオ機能を併せ持つツールだと強調している。
イカーサ氏によると、Moonlightの開発を手がける「Mono」プロジェクトでは、今後数週間以内にMoonlightの試用版を早期利用申込者に配布する予定だという。なお、Moonlightのアルファ版は、今年9月から10月ごろにリリースされる予定だ。
マイクロソフトの関係者は先週、Linuxに対応したSilverlightの提供について、「(提供の)可能性はある」としたものの、当面はWindowsとMac OSのサポートに注力すると述べていた。
しかしイカーサ氏は、「どのOSからでもWebコンテンツにアクセスする手段を確立させることは重要だ」とコメントし、Moonlightの重要性を強調している。
Moonlightの開発がスタートしたのは、今年4月にラスベガスで開催されたNAB(National Association of Broadcasters)トレード・ショウがきっかけだったという。イカーサ氏は、ノベルとの会議に参加したマイクロソフトの関係者数人にMoonlightのデモを見せたことが契機となり、Moonlightの開発プロジェクトが本格的に立ち上がったと述べている。
Silverlightは現在、.NETプログラミング・モデルに利用できる「Silverlight 1.1」のアルファ版がリリースされている。
一方、Moonlightのアルファ版は、Webブラウザ以外のデスクトップ・コンポーネントとも連携できるように開発されているという。また、ノベルのメディア・プレーヤ「Banshee」や、フィンランドのエフセキュアの写真管理ソフトウェアと連動する機能も搭載されているという。
(ポール・クリル/InfoWorld オンライン米国版)
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