【 ここから本文 】
ソフトウェア&サービス
ソーシャルブックマークに登録 :
印刷用ページの表示
[米国]
マイクロソフト、Vista Ultimate向けアドオンのリリースを明言
「約束不履行」との非難を受け、慌てて対応?
(2007年07月05日)
Windows Vistaの最上位エディション「Ultimate」だけに用意されるアドオン、「Extras」が提供されていないと非難を受けたマイクロソフトは7月2日、Extrasを追加していくことを明言した。
マイクロソフトは先週、同社がExtrasを約束どおりに提供していないとして、批評家をはじめとするユーザーから、非難の集中砲火を浴びている(関連記事)。
ExtrasはWindows Vista Ultimateの数少ない“特権機能”の1つである。しかし、2007年1月に3つのExtras(多言語UIを提供する「Language Packs」、ディスク暗号化ツールの「BitLockerドライブ暗号化」、ポーカー・ゲームの「Hold 'Em」)を、2月にビデオ・スクリーンセーバーの「DreamScene」(ベータ版)を、それぞれリリースして以来、何もリリースしていない。
マイクロソフトは当初、Extrasを「デジタル・ライフを充実させる、ソフトウェアやサービスを提供するもの」と大々的に宣伝していたが、Extrasを開発しているグループのブログも更新が滞っていた。7月2日までの時点では、3月13日付け投稿が“最新”だった。
今回新たに掲載された投稿は、「最新状況をユーザーに知らせることができず、申し訳なく思っている」と、情報更新の遅れを謝罪している。
しかし、今後のリリース・スケジュールについては、その詳細を明らかにしていない。「DreamSceneとLanguage Packsの2つは、Windows Vistaを支持してくれるユーザーを満足させられるだけの品質に達するまで、アップデート版は提供しないつもりだ。もっとも、夏の終わりまでには、十分な品質のものを提供できると考えている」とあるのみだ。
「今後数年をかけて、複数のExtrasを提供していく予定である。現時点では期日や内容をお知らせすることはできないが、DreamSceneとLanguage Packsのリリース後に、次のExtrasに関する情報を発表するつもりだ」(同ブログより)
Windows Vistaに関するブログを執筆している、マイクロソフトのプログラム・マネジャー、ニック・ホワイト氏も、自身のブログで「Extrasに関する質問は受け付けない」と前置きしたうえで、以下のように記述している。
「Extrasの担当チームは、(部外者である)わたしの質問を受けるよりも、優先させるべき仕事があるのだ(つまり、彼らは全力でExtrasの開発に取り組んでいるということだ)」
先週、この問題を取り上げたニューズレター「Windows Secrets」の編集者、スコット・ダン氏は、今回のマイクロフトの動きについて、「みずから口にした約束をようやく果たそうとしている姿勢は、評価できる」としながらも、以下のように指摘している。
「今回アップされた投稿は、具体的なタイム・スケジュールが書かれていない。そのため、完全に信用できないのも事実だ。彼らにとっては、新しくブログに投稿するのは気の進まない作業で、公表できる情報もなかったのだろう。単なる言い訳に感じられる投稿だ」
(グレッグ・カイザー/Computerworld オンライン米国版)
[米国]Vista Ultimateユーザー、専用アドオンに関するマイクロソフトの「約束不履行」を非難
「Ultimateだけの機能」が半年あまりも提供されないことに不満が噴出
[米国]Vista SP1のベータ版とXP SP3、年内にもリリースへ
マイクロソフトと司法省の共同報告書で、はからずも明らかに
[米国]マイクロソフト、Vistaのデスクトップ検索機能をSP1で変更

グーグルの要求に対応するも、グーグルは「不十分だ」と批判
[米国]マイクロソフト、Windows Serverのロードマップを明らかに
「Windows Server 2008 R2」の32ビット版は予定なし
[米国]来年1月末の「Windows XP出荷停止」に批判の声
Vistaのアプリ互換性問題が背景に

