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[米国]
アドビ、ColdFusion 8の正式版を提供開始
Vistaや仮想環境もサポート
(2007年07月31日)
米国アドビ システムズは7月30日、インタラクティブなWebサイトやWebアプリケーションの開発ツール「ColdFusion 8」(正式版)の提供を開始したと発表した。
ColdFusion 8のパブリック・ベータ版は今年5月末に公開されており、すでに1万4,000件以上もダウンロードされているという。同社は「パブリック・ベータ版のダウンロード数は、多くても5,000件程度だと予想していた」とコメントし、多くの開発者がColdFusion 8に期待を寄せていることを強調した。
ColdFusion 8を利用して開発したWebアプリケーションは、同社製品/技術の「Flex」「PDF」「Adobe Integrated Runtime(AIR)」「LiveCycle」をはじめ、マイクロソフトの.NETなどと連携させることが可能だ。
ColdFusion 8は、Windows Vistaやインテル・プラットフォームのMac OS X、Solaris(64ビット版)、JDK 1.5/1.6、JBossなどをはじめ、VMwareやMicrosoft Virtual Serverといった仮想環境もサポートしている。
また、ColdFusion 8の“目玉”となるのが「サーバ・モニタリング」機能である。これはサーバのボトルネックを特定/検出するもので、開発者はボトルネックの情報を基にサーバの調整を行い、パフォーマンスの低下を防ぐことができるという。
ペンシルベニア大学ウォートン経営学大学院でITディレクターを務めるテリー・ライアン氏は、「作業内容にもよるが」と前置きしたうえで、「昨年リリースされたColdFusion 7.0.2とColdFusion 8を比較すると、ColdFusion 8の応答時間は、ColdFusion 7.0.2よりも2倍以上速い。作業によっては、4倍から5倍速くなることもある」と語っている。
ライアン氏によると、同大学院の学生用ポータル・アプリケーションはすべてColdFusion 8で構築されており、ColdFusion 8のサーバ・モニタリング機能のおかげで、別の監視ツールを利用する必要がなくなったという。
アドビ システムズでColdFusion担当上級製品マーケティング・マネジャーを務めるティム・バンテル氏は、ColdFusionの主なライバル製品/技術として、「PHP(Hypertext Preprocessor)」「ASP.NET」「Ruby on Rails」を挙げたうえで、以下のように指摘した。
「ライバルとなる製品/技術は、従来型のWebベース・アプリケーションの構築や、われわれが提供している技術の一部と同等のことができると強調している。しかし、どれも対応可能な範囲がかぎられている」
ColdFusion 8は、大規模企業向けの「ColdFusion 8 Enterprise Edition」(7,499ドル)と、中小規模企業向けの「ColdFusion 8 Standard Edition」(1,299ドル)の2エディションが用意されている。Enterprise Editionは複数のサーバ上、もしくは既存のJ2EEアプリケーション・サーバ環境で利用できる。一方、Standard Editionは、単一サーバ上でのみ利用可能だ。なお、開発目的でのみ利用できる無料の「Developer Edition」には、ColdFusion 8の全機能が搭載されている。
(ポール・クリル/InfoWorld オンライン米国版)
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