【 ここから本文 】

ソフトウェア&サービス


ソーシャルブックマークに登録 : Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマークに登録 del.icio.usに登録 newsing it!に登録 Buzzurlにブックマーク livedoorクリップに登録 Slashdotにタレコむ イザ!ブックマークに登録 Twitterでつぶやく
print 印刷用ページの表示


[米国]
シマンテック、ストレージ管理ツールの新版をリリース

仮想化/複製機能をサポートし、リソース利用を最適化

(2007年08月02日)

 米国シマンテックは8月2日、先進的な仮想化機能および複製機能を搭載し、大容量ストレージとコンピュータ・ネットワークをまたいで使用できるストレージ・リソース管理ソフトウェアの新バージョン「Veritas CommandCentral Storage 5.0」を発表した。OSは、Windows、Linux、AIX、Solaris、HP-UXに対応している。

Webベースのユーザー・インタフェースをサポートする「Veritas CommandCentral Storage 5.0」

 新バージョンは、ヴイエムウェアの仮想マシンと、IBMの「SAN Volume Controller」もしくは日立データシステムズの「TagmaStore」アレイの組み合わせによる仮想化ストレージ環境を監視する機能が強化されており、IT管理者は仮想ストレージをアプリケーション・レベルで効率的に管理することができる。

 例えば、物理環境および仮想化環境のストレージ消費を分析して、利用されていないストレージや利用頻度の低いストレージを特定し、リソースの効率的な利用を実現できる。シマンテックによれば、同ソフトウェアを導入することで、最大40%のストレージ利用率の向上を見込めるという。

 Veritas CommandCentralは、「VMWare ESX」ホスト・コンピュータと、これに割り当てられた仮想マシンのインスタンスおよびストレージ容量を監視する。ストレージ容量の監視は、割り当てた量、取り込まれた量、使用した量を基準に行われる。

 SAN Volume ControllerおよびTagmaStoreアレイに関しては、すでに割り当てられた取り込み済み/取り込み前のストレージ容量と、ファイバチャネル・ポートのストレージ消費量をチェックすることが可能で、サーバに割り当てられたストレージを発見し、容量についてのリポートを作成することもできる。

 4年前からCommandCentral Storageを利用しているヘルス・アライアンス・プラン(ミシガン州デトロイト)のオペレーション/テクニカル・サービス担当マネジャー、ダン・トリム氏は、「ストレージ管理製品の導入を検討し始めたとき、最大の問題になったのが、複数のベンダー製品が混在する複雑なSAN(Storage Area Network)環境だった。すべてのストレージを管理できるソフトウェアを見つけるのは容易なことではなかった」と振り返る。

 ヘルス・アライアンス・プランでは、「IBM Enterprise Storage Server 800」「Hitachi Data Systems 9580V/AMS100」およびJMRエレクトロニクスの「ORCA Storage System」ストレージ・アレイを使用しており、これらを含む幅広いストレージ・アレイおよびホスト・コンピュータに対応していることを評価して、シマンテックのCommandCentral Storageの採用を決定したという。

 CommandCentral Storageの新バージョンは、EMCの「Symmetrix Remote Data Facility」「Clariion SnapShot」「SnapView」「MirrorView」や、ネットワーク・アプライアンスの「SnapMirror」、日立の「Shadow Image」といったソフトウェア製品と連携し、ローカルおよびリモートでのデータ複製を監視・管理することができる。

 シマンテックは今回、2つの新たなモジュールも発表した。その1つである「Enterprise Reporter」と呼ばれるモジュールは、ストレージ・インフラストラクチャをビジネス上の視点や国際的視野から調査し、IT部門がストレージ環境を任意の点から把握できるようにするものだ。

 ヘルス・アライアンス・プランのトリム氏によると、管理性という面から見て、CommandCentralの最大の特徴は、随時リポートを作成できることにあるという。同氏は、パフォーマンスや組織内の全ストレージ容量を数値化し、需要に見合っているかどうかを判断できると、高く評価している。

 「われわれがどのようにストレージを使っていて、どの程度取り込んでいるのかを知ることも可能だ。こうした新機能のすべてが、われわれのビジネスを運営していくのに非常に役立っている」(トリム氏)

 もう1つのモジュールである「Process Automation Manager」は、手作業による仕事を軽減し、IT部門がストレージ管理プロセスを標準化して、一貫した運用ポリシーを実行するのを助けるものだ。

 CommandCentral Storageの新バージョンは、大規模なIT環境を管理するのにも力を発揮する。管理可能なホスト・コンピュータの数は6,000台、ストレージ容量は6PB(ペタバイト)、ファイバチャネル・スイッチ・ポートは1万2,000個にも上る。

 また新バージョンは、「Storage Management Initiative Specification(SMI-S) 1.1」との互換性を確保しており、富士通の「3PAR」、ヒューレット・パッカード(HP)の「Enterprise Virtual Array」、IBMの「System Storage DS4x00」アレイ、ネットワーク・アプライアンスのiSCSIデバイスをサポートしている。

 Veritas CommandCentral 5.0製品ファミリは、1サーバごとにライセンス販売されており、すでに提供が始まっている(Enterprise Reporterについては60日以内に一般発売される予定)。例えば、サーバの台数が50台であれば、コストは1モジュール当たり1万5,000〜3万ドルになる。

 ちなみに、CommandCentral Storageの競合製品には、HPの「Storage Essentials」やEMCの「ControlCenter」、IBMの「Tivoli Storage Manager」などがある。

(デニ・コナー/Network World 米国版)






関連記事

▲ページの先頭へ戻る


Insight

盗まれたPCを追跡する「Prey」

紛失・盗難先からPCの使用状況レポートを送信

Insight 記事一覧





key Person

Amazon Web Servicesのキーマンが語る「クラウド・ビジネスのねらい」

今年投入した新クラウド・サービスをアピール

key Person記事一覧




Weekly Ranking

集計期間:03/04〜03/10




Computerworld Global
米国
英国
中国
ドイツ
オーストラリア
シンガポール
その他の国